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2017年7月30日 (日)

18切符2日目の旅 下今市から東武ワールドスクウェア駅へ 3 Revaty500系に乗って

21日金曜日に会津から下って来た東武鬼怒川線を今度は下今市から北上します。乗車するのは4月21日のダイヤ改正で登場したRevaty500系です。

500_revarty_503f_170724 2017/7/24 下今市 503F
浅草を9:00にリバティ会津111号、リバティけごん11号として発車し、当駅で分割され、前3両が会津田島まで、後3両は東武日光まで行きます。ここから、会津田島までは乗車券のみで乗車できます。

Revatyは
 Variety:多様、さまざまな 併結分割機能を活かした多線区での運行
 Liberty:縦横無尽に東武路線を走り回る自由度の高さ の2単語からの造語で商標登録されています。

車体は軽量化アルミ合金ダブルスキン構造で、床面高さは100系より、60mm下げホームとの段差解消に務めています。先頭部は分割・併合可能なように貫通構造としながら風圧抵抗を抑制する流線形状ともなっています。

1500_revarty_501f_170724
Revatyけごん28号(右:506F)へ会津128号(左:501F)の併結シーン まず連結

1500_revarty_501f_170724_2
貫通扉が左右にオープン

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貫通幌が出てきます。

1500_revarty_501f_170724_4
幌の接続は手動で行われます。

外板塗色はシャンパンベージュをベースに窓周りにフォレストグリーンとフューチャーブルーを配しています。

    ←浅草・運河  東武日光・会津田島・館林・大宮→
号車    3         2          1
形式 モハ500-1   サハ500-2     モハ500-3
      Mc1        T         Mc2
   ATS・INV-4・B6 CP・SIV・B1・B5  ATS/TP・INV-4・B6
自重   40.5t       35.1t        40.4t
定員   112        136         112
B1:焼結式蓄電池100 V - 100 Ah、
B5:焼結式蓄電池15 V - 30 Ah 
B6:焼結式蓄電池15 V - 6 Ah

モハ500-1(Mc1)+サハ500-2(T)+モハ500-3(Mc2)の3両編成でIGBT素子VVVFインバータ(1C1M)制御で永久磁石同期電動機(PMSM:TM-16型190kW)4基をTD継手式中実軸平行カルダンTD-90で駆動します。歯車比は95:18(5.28)です。台車はモノリンク式ボルスタレス台車(新日鐵住金)SS182形(TRS-16形)です。ブレーキは回生ブレーキ併用全電気指令式空気ブレーキです。

500_revarty_503f_170724_3

SIVはハイブリッドSiC使用のIGBT3レベル方式容量185kVA(AC440V/100V、DC100V/28V)、CPはオイルレスタイプのスクロール式の吐出量1360ℓ/minでサハに搭載されています。

先日の記事のように野岩鉄道、会津鉄道乗り入れ時の電力制限に対応出来るように使用電力のピークを下げる機能が搭載されています。

500_revarty_503f_170724_2

現在、8編成が第一次車として川崎重工業で製造され活躍中ですが、増備の計画もあるそうです。

500_revarty_501f_170724
500_revarty_508f_170724

500_revarty_503f_170724_4 2017/7/24 東武ワールドスクウェア

明日の記事では7月22日に12年ぶりの新駅として開業した東武ワールドスクウェア駅について紹介します。

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コメント

B767-281様こんにちは。相変わらずはっきりしない天気ですね。蒸し暑くチョット掃除をしたら汗だくです。さて東武500系、前面真ん中の貫通扉に窓がないのが何とも違和感があります。認可されているからオッケーなのでしょうが、視界は大丈夫なのか心配になります。こだま型151系の開発時点に前照灯が3個という点で、特別に認可された、という話を思い出しました。良くも悪くも規制緩和が進んだ今日この頃ですが、厳しい決まりはあるのでしょうね。

テレ朝のサンデーステーションで下今市の機関区からliveを見ています。


やはりC11 207の前照灯を1灯にしてもらいたいですね。


ヨ8634が634というのも 偶然ですね!

明日は今市へ出張なので 帰りに見てきたいと思います。

細井忠邦 さま。おはようございます。

ご指摘の貫通扉の件、Wikipediaにも記載がありますが、

運転室は併結時に編成間を通り抜けられるように、運転室側が仕切開戸と仕切引戸、車掌側を仕切開戸と仕切折戸で構成された仕切扉で仕切られる中央貫通構造としている。この構造は右側の視界において制約があるのだが、前面のガラスエリアや運転台機器配置の検討時において、走行線区の路線データを基に制作したVR(バーチャルリアリティー)を活用しており、運転時においての前方視界や信号確認に支障がないことを検証している[5]。

とのことです。
最近はVRを活用しつつ、視認性をチェックしているのですね。

準急豊島園さま、お久しぶりです。

確かにカニ目と呼ばれている2つ目ライトは少し違和感がありますが、恐らく東武はそのままで行くのでしょうね。

B767-281様お早うございます。なるほどVRですか!技術はそのようなところでも進んでいるのですね。ご教示ありがとうございます。^_^

こんばんは。

リバティ、こうして見ると迫力のある前面をしていますね。イラストの印象よりもキツい顔立ちに見えますし。

MiOさま。おひさしぶりです。

スカイツリーラインなどでも最近よく見かけるようになりましたが、お顔は結構はっきりしていると感じますね。

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