18切符2日目の旅 下今市から東武ワールドスクウェア駅へ 2 下今市駅の SL関連施設
7月24日月曜日の東武鬼怒川線訪問、今回は2017年8月10日のSL運転開始に合わせて下今市駅につくられた施設の紹介です。
SL関連施設へは跨線橋から続く通路を通って行きます。SL運転日と運転日以外で開館時間が違います。
2年前の2015年8月10日、50年ぶりのSL運転が決まってから、乗務員・検査員の養成、車両の調達、施設の整備など様子が時系列を追って紹介されています。
プロジェクトのポスターも纏めて展示されています。
これら以外に、懐かしい車両の写真も展示されていますが、それらは撮影禁止となっていました。
SL運転に必要な地上施設が終端駅における転車台です。
東武鉄道では運転開始に備えて、下今市駅には1958年6月に国鉄長門市駅に設置され、1974年12月の定期運行終了まで使用された上路式転車台をJR西日本より譲渡され設置しました。鉄道産業文化遺産の保存・活用および東北復興支援の一助ということでの賛同があったそうです。
因みに、鬼怒川温泉駅に設置された転車台は旧三次駅の転車台だそうです。
拙Blogで1972年当時、東萩駅で撮影したD51の写真を紹介していますが、彼らが長門市駅で厄介になったであろう転車台が定期運行後、40数年の歳月を経て、こうして関東の地で復活したことには驚いていることでしょう。
機関庫は2線式で、機関区の開設は2017年5月2日でした。引上線、洗浄線も設置されています。
到着したときはC11 207 SL大樹、ヨ8634、14系客車3両(スハフ14 5+オハ14 1+スハフ14 1)、DE101099は試運転で鬼怒川温泉に行っており、予備の14系客車1両(オハフ15 1)が残されていました。オロ12 5, 10の姿はありませんでした。ヨ8709は庫内にいたのではと思います。
昨日の記事にあるように、今市駅から歩いて、下今市駅に到着したのが10:24頃で、20分くらいで駅内の施設を見学し、浅草を9:00に出発し、下今市に10:42に到着し、前3両はリバティ会津111号、後3両はリバティけごん11号として、それぞれ会津田島、東武日光に向かう、500系前3両に乗車して、7月22日に開業した東武ワールドスクウェア駅に向かいました。
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コメント
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B767−281様今晩は。今日も朝から蒸しますね。日光は仕事で何回も行っていますが、電車で行ったのは数回のみです。SL復活ということで、またまた観光客が増えそうですね。 C11は確か北海道仕様でしたか、私はSLもやはり原型が好きで、両側に前照灯のあるこのスタイルは今ひとつです。さてこれだけ蒸機が各地で復活していると、次は完全新製という話が出てこないかな、と夢に思っています。本線に出られないC622のボイラー新製でもいいかななどと。
投稿: 細井忠邦 | 2017年7月29日 (土) 06時14分
細井忠邦さま、おはようございます。
SLの完全新製となるとどれくらい金がかかるのでしょうね。
先日、山口線SLやまぐち号用の客車はまさに新製されましたが、普通に公園などに保存されている機関車の再生でも数億円かかっているとされていますからね。
それでもそういったことを考えるのも夢があって良いですね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2017年7月30日 (日) 05時32分