速報版 秋田旅行 その2 E6系 秋田新幹線「こまち」
秋田旅行、東京~秋田間の往復はE6系秋田新幹線「こまち」号です。
現行の2017年3月改正のダイヤでは、2013年3月16日から「スーパーこまち」として投入されたE6系7両編成(Z編成)が、東京~盛岡間の東北新幹線はE5系、H5系と併結で最高時速320kmで運行され、盛岡~秋田間<田沢湖線(盛岡~大曲)、奥羽本線(大曲~秋田)>は最高速度130kmにて運行されます。
こまち13号の停車駅と営業キロ、時刻は
東京 0km 10:20
上野 3.5km 10:26
大宮 30.3km 10:46
仙台 351.8km 11:52/11:54
盛岡 535.3km 12:33/12:35
雫石 552.9km 12:49
田沢湖 579.4km 13:11
角館 600.0km 13:25
大曲 618.5km 13:37
秋田 670.2km 14:08 で、東京~秋田間の所要時間は3時間48分です。
かつて上野発、福島、板谷峠経由の特急「つばさ」の時代を思うと隔世の感があります。
15号車の座席がアサインされましたが、新幹線といっても在来線特急規格のため、2+2の配置で、床や通路扉には稲穂が描かれていました。
東京を出発後、上野、大宮には停車しますが、その後仙台までノンストップ、そして盛岡とE5系「はやぶさ」との併結で快走します。
盛岡で新函館北斗行き「はやぶさ13号」と分かれると、東北新幹線の高架を右手に見ながら、田沢湖線へと下って行きます。速度が落ち、単線区間に入ったと思うと
大釜駅で運転停車、上り「こまち」号との列車交換待ちとなります。
1989年12月に新幹線になる前の田沢湖線で盛岡から東能代まで特急「たざわ」に乗車したことがありますが、まさにこの区間では新幹線車両が在来線特急になったという感じです。
田沢湖の駅名標は前後で路線が分岐しているように見えますが、これは雫石、角館が「こまち」号の停車駅、赤渕、刺巻がローカル701系5000番台の停車駅となります。
大曲では上り「こまち22号」と行き違い、こちらが後から到着して、先に発車
大曲は大仙市の駅となり、線形の関係で、進行方向が逆転します。車内の様子をみると、盛岡までほぼ満席だった乗客は1/3程度になっていますが、あと一駅で終点秋田ということでシートの向きをかえる乗客はなく、「みんなで逆向き」状態で秋田に向かいました。
大曲から秋田までは新幹線標準軌と奥羽本線狭軌の単線併走という形になりますが
併設されている軌道を見ると、3線区間もあります。これは神宮寺駅~峰吉川駅間で新幹線同士の交換のため、狭軌側を3線にしてあるとのことです。
東京から3時間48分で秋田駅に到着致しました。1996年5月以来、21年振りの秋田駅になりますが、中央改札口や西口駅前のビルを結ぶ通路が出来ていたこと、道路では千秋公園の壕の下を抜け、東西の駅出口を繋ぐ自動車専用道路が出来ていたのが大きな変化でした。
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B767−281様 おはようございます。これから気合を入れて都議選投票へ、と思っているところです。書き入れ時でやること山積状態ですが、とりあえず今日は掃除その他です。さて旅の空はいかがでしょうか。私はあまり東北方面は縁がありませんが、羨ましいです。どうぞ道中お気をつけて。
投稿: 細井忠邦 | 2017年7月 2日 (日) 09時07分
細井忠邦さま、おはようございます。
6月から7月にかけての東北地方、まさに梅雨の真っ最中ですから、お天気は期待できませんでしたが、それ程の豪雨には遭わず、観光、鉄道撮影共に収穫を上げることが出来ました。
特に秋田では男鹿線に投入されたACCUMが注目の的のようで、日曜日だったせいもあるのか、多くの鉄道趣味の方が写真を撮っていました。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2017年7月 3日 (月) 06時29分