秋田旅行 車両個別編 高頻度輸送のための701系 100番台
秋田車両センターの701系、狭軌対応車両には基本番台の増備として1994年から1995年にかけて土崎工場で製造された100番台が配置されています。
N101編成だけがサハ701形を挟んだ3両編成で製造され、N102~N106編成は2連で製造されました。
N3とN101の並び 後部標識等の高さの違いがよく分かります。
外観から区別できる形態上の変化は後部標識灯が200mm上方に移設されたことです。室内では吊皮の位置を下げ、数を増やしました。軽量化のため、蓄電池を鉛蓄電池からアルカリ電池に換え、制御回路用の補助電源をSIVに変更しました。
新製配置当初は全編成秋田に配置され、基本編成と共通運用されましたが、山形新幹線の新庄延伸で山形~新庄間が標準軌となると1999年に2両編成(N102 ~N106)が仙台に転属となり、F2-100台として常磐線北部(いわき~仙台)で限定運用されました。その後、仙台の他の1000番台、1500番台と共通に東北本線黒磯~一関間で運用されるようになりました。
2006/7/14 岩沼
常磐線北部で活躍中のF2-102(N102)編成
2007年にF2-102編成がN102編成として秋田に戻り、2010年10月にはF2-103~F2-105編成もN103~N105として秋田に戻りました。2013年3月、N105編成は再び仙台に異動となっており、秋田で活躍中なのはN101~N104編成となっています。
2008/7/30 郡山 東北本線でも活躍 F2-104(N104)編成
仙台時代と秋田時代の写真を見比べると降雪量の違いなのかスカートの形状が違うことが分かります。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。
« 秋田旅行 車両個別編 高頻度輸送のための701系 基本番台 | トップページ | 秋田旅行 車両個別編 標準軌対応 701系 5000番台 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 広島~下関間の山陽本線直流区間で活躍した近郊形電車 その3 117系の時代(2023.09.21)
- 広島~下関間の山陽本線直流区間で活躍した近郊形電車 その2 115系の時代(2023.09.20)
- 広島~下関間の山陽本線直流区間で活躍した近郊形電車 その1 80系の時代(2023.09.19)
- 下関の123系 青白塗装の頃(2023.09.18)
「電車701系」カテゴリの記事
- 黒磯~白河へ 東北本線の輸送体系の変化 その4(2017.12.27)
- 黒磯~白河へ 東北本線の輸送体系の変化 その3(2017.12.26)
- 秋田旅行 車両個別編 標準軌対応 701系 5000番台(2017.07.13)
- 秋田旅行 車両個別編 高頻度輸送のための701系 100番台(2017.07.12)
- 秋田旅行 車両個別編 高頻度輸送のための701系 基本番台(2017.07.11)
« 秋田旅行 車両個別編 高頻度輸送のための701系 基本番台 | トップページ | 秋田旅行 車両個別編 標準軌対応 701系 5000番台 »
コメント