秋田旅行 車両個別編 標準軌対応 701系 5000番台
秋田駅で見ることのできる701系、3回目は秋田新幹線開業による田沢湖線の標準軌化で登場した5000番台です。
1996年から1997年にかけて2連10本(N5001~N5010)が製造されました。
室内はボックスタイプのクロスシートを1両に4か所千鳥状に配置し、側窓は両開き扉間の4枚のうち中間2枚が大型1段下降窓となっています。客用扉にステップは設置されていません。
2017/7/2 N5002+N5008編成
角型の尾灯が上部ブラックフェイス部分に設置されているのが特徴的です。
外観的には後部標識灯が窓上のブラックフェイス部分に角形のタイプが装備されました。パンタグラフはシングルアーム方式、台車は標準軌用DT63、TR248形、冷房装置はインバータ方式のAU723形を搭載しています。
帯色は青紫とピンクです。
時刻表を調べると田沢湖線のローカル電車の秋田直通運用はなく、秋田センターからの出入りで一旦、秋田駅新幹線ホームに入線し、大曲まで回送の後、運用に入るようです。
大曲~秋田間で臨時列車として運用された実績はあるとのことです。
2017/7/2 N5008+N5002編成
秋田駅新幹線ホームに入る定期列車はすべて回送表示でした。
検査は全般検査も含めて秋田車両センターで実施されますが、機器更新などがある場合は、狭軌用の仮台車に履き替え、甲種回送で秋田総合車両センター(旧土崎工場)に入場することがあるそうです。
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