海外から飛来する787 4 LOT ポーランド航空
LOT Polish Airlinesはポーランドのフラッグキャリアであり、その創立は1929年、それまで存在した民間航空会社数社が合併して設立しました。LOTとはポーランド語でFlightを意味する言葉で、99.82%の株式が国有財産省の所有となっています。
SP-LRB Boeing 787-8 cn37894 ln78 2017/5/29 NRT
1989年のベルリンの壁崩壊、それに続く東欧の民主化、ソ連の崩壊で、ポーランドも西側陣営に取り込まれ、1999年にNATOに、2004年5月1日にEUに加盟しました。
LOTの使用していた機体も冷戦時代はソ連製のTu-134などを西ドイツの空港で何度か見ましたが、現在は今回紹介するBoeing 787をヨーロッパの航空会社では最初に導入した会社になりました。
787-8に関しては8機目を先日受領したそうで(関連記事)、-9を3機導入の予定だそうです。787-8のコンフィグはビジネス18席、Pエコノミー21席、エコノミー213席の計252席仕様です。
それら以外のFleetは
737-400 3機
737-800 4機 発注中
737-8MAX 6機 発注中
DHC-8-400 Q400 10機
Embraer170 6機
Embraer175 12機
Embraer195 6機 となっており、45機が運用中、13機が発注中となっています。
成田への就航は定期便としては2016年1月14日からで、当初は週3便でしたが、7月から週4往復になっています。
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コメント
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B767-281様お早うございます。LOTと言えばIL62やTu154が浮んできます。アエロフロートの777を成田で見て魂消ましたが、787がLOTで飛んでいるなんて時代は変わったな、と思います。
投稿: 細井忠邦 | 2017年7月22日 (土) 09時12分
細井忠邦さま、おはようございます。
我々の世代、ポーランドで思い出すといえば、音楽家フレデリック・ショパンの故国であり、ナチスドイツとソ連によって侵略された歴史、さらに「連帯」のワレサ議長などでしょうか。
どうもヨーロッパの中でも東欧的イメージが強い国ですが、今はその国の航空会社がヨーロッパのどの航空会社よりも先に787を手に入れたというのは驚きですね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2017年7月23日 (日) 05時53分