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2017年8月 4日 (金)

18切符2日目の旅 下今市から東武ワールドスクウェア駅へ 8 SL C11 207「大樹」試運転の様子その4 14系座席車について

SL C11 207大樹号牽引列車には3両の14系座席車が連結されています。

143_170724 2017/7/24 下今市

東武鉄道は今回のSL運転開始に合わせて、
JR四国から スハフ14 1, 5 オハフ15 1, オハ14 1, オロ12 5, 10  の6両
JR北海道から オハ14 504, 505 スハフ14 501, 508 の4両 を譲渡されています。

JR四国からの車両は分割民営化に際して、国鉄からJR旅客会社に14系座席車が承継されましたが、JR四国だけはありませんでした。2005年5月JR東海が所有していた車両がJR四国に譲渡され、高松運転所に配置されていたもので、2016年3月31日付けで除籍(廃車)になったものを東武鉄道が譲渡を受けたものです。

オハ14 1 1972/9/30 新潟 秋田 美濃太田 
スハフ14  1  1972/9/30 新潟 秋田 美濃太田
スハフ14 5 1972/11/20 富士 秋田 美濃太田
オハフ15 1 1972/9/30 新潟 秋田 美濃太田 
オロ12 5  1988/4/19 多度津 高松 高知 ムーンライト高知用
オロ12 10 1988/6/14 多度津 高松 高知 ムーンライト高知用

2016年9月28日 多度津駅を出発して、熊谷貨物ターミナルへ、ここから昨日のDE10と同様のルートで南栗橋車両管区へ

143_170724_2

JR北海道の500番台は国鉄時代の1981年、北海道の急行列車で使われていた旧形客車の置き換えのため、本州内の急行列車廃止で余剰になっていた本系列に暖房強化や空気圧縮機の大型化、これに伴いスハフ14形1両当たり自車を含めた6両から4両給電に変更、冬季の着雪・凍結対策として折戸であった客用扉の引戸化など道内向け改造を施した番台区分です。

当初から、荷物車、郵便車、寝台車(当初は10系寝台車)などの旧形客車との併結が前提であったため、12系客車と同じく機関車からの暖房用蒸気を旧形客車に送るための、暖房用蒸気の引通管が新たに設けられた。オハ14 501 - 539・スハフ14 501 - 509が改造されました。

4両給電化によってスハフ14形の所要両数が増えて種車となるスハフ14形が不足するため、オハフ15形をスハフ14形に改造の上充当しています。上記の道内向け改造に加え、電源用ディーゼル発電セットの取付が行なわれました。この改造によりスハフ14形に編入された車両の番台区分は550番台の551 - 561となりました。

以上が2017年8月10日から運転されるC11207「大樹」牽引列車の紹介です。

本運転が始まったらどこかのタイミングで撮影に行こうと思います。

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コメント

B767−281様 おはようございます。台風の進路が心配な今日この頃ですね。今日は午後からの出で良いので少しのんびりできています。さて14系客車といえば出た頃はまだ中学生ですが、山陽路で臨時の「しおじ」の運用についていたのを雑誌で見た記憶があります。特急用の座席車なんて珍しいな、客車なら両数も制限無しで便利だな、などと思っていました。その後の客車の衰退に思いを至ることはありませんでした。こうやってトップナンバーが綺麗な姿で活躍を始めるのはめでたいことですね。

こんばんは。

オロ12も貰っていたのですね。12系14系混結編成も走る可能性があるという事でしょうか。それとも部品取り・・・(^^;;)。

東武の無線アンテナの付いた14系座席車がウソくさくて(^^;;)、面白いです。

細井忠邦さま、おはようございます。

わたしも14系座席車の各形式のトップナンバー車がこうやって残されていて、しかもそれに乗車できると知り驚きました。
実際に「つばさ51号」などで乗車しましたが、183系基本番台と同じ、ロックのかからない簡易リクライニングシートは10時間の長距離乗車ではかなり疲れたのも印象に残っています。

MiOさま、おはようございます。

今回の運転開始でかなり多めに客車を集めたようですが、多くは部品取り用に確保されているのかなとも思います。

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