東京総合車両センター「夏休みフェア」 その2 中央・総武緩行線ミツA500番台編成改修中
8月26日土曜日の東京総合車両センター公開、2つ目のトピックは山手線へのE235系量産タイプの投入で、中央・総武緩行線むけに改修されるE231系500番台の様子です。
これまでの同系列の動きを振り返ってみると
2014年10月 トウ520編成がサハE231-4620を抜かれ、A520編成に改修され、三鷹電車区に転属になりました(関連記事)。この編成は機器の更新は受けずに転属しています。
2016年5月 2本目としてトウ540編成が転属しました(関連記事)。この編成も機器更新は受けていませんが、7号車のサハE231-540には線路設備モニタリング装置が搭載されました。
JR東日本では2013年度から京浜東北線、中央本線、山手線、日光線、東北本線、越後線の6線区で営業列車に線路施設の様子をモニターする装置を搭載し、軌道管理、メンテナンスに役立てていますが、それを中央・総武緩行線でも行おうということでしょう。
2017年5月 E235系の量産開始で、A503編成が転属しました。これ以降は機器の更新も済ませての東京総合車両センター出場となっています。
2017年6月 A507編成
2017年7月 A508編成
2017年8月 A509編成
東京総合車両センターにはA510編成とA513編成が入場中でした。
A510編成はすでに黄色帯への交換が済まされていましたが、A513編成は所属表記は三鷹(八ミツ)になっていますが、帯はウグイス色のままでした。
これらの編成の中央・総武緩行線への転属で、元々同線で活躍中だったE231系基本番台の他線転属の動きも進行中で、先日の秋田車両センター公開では武蔵野線用に改修された編成の一部も公開されたそうです。
以上、データはいつものように4号車の5号車より様のサイトの情報を参考に致しました。
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コメント
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B767-281様今晩は。新系列電車は矢張り?です。10年足らずで機器更新とは。かつての抵抗制御の時代や更に遡った旧型国電などは部品の一つひとつが手作り的で、何かの具合が悪ければ、一部分だけ取り替えれば直せたと言うことですが、今や機器がブラックボックス化しているため丸ごと交換しなければならないことが少なくないそうです。これは旅客機の場合も似ていて、787の不具合も何に問題があるのか、とうとう掴めなかったのもその辺りに原因があるようです。保守はしやすいのでしょうが、素人には機械としての面白味は今一つなのも、そこかな等と思います。
投稿: 細井忠邦 | 2017年8月31日 (木) 17時25分
細井忠邦さま、こんばんは。
鉄道も飛行機も、クルマも故障したらパーツを交換が当たり前になりましたね。
まさに手作り感ではなくブラックボックスの集合体になっていますね。
VVVF車の場合、素子の寿命や初期のVVVFはGTOからいまはIGBTですか、そういった交換も年中行事になってきましたね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2017年8月31日 (木) 18時52分