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2017年8月14日 (月)

名古屋~亀山間 関西本線 その4 211系 JR東海が投入した5000番台

分割民営化の翌年の1988年、JR東海は名古屋・静岡の都市圏、ラッシュ対策のため、オールロングシート、トイレなしの211系5000番台・6000番台を投入しました。213系5000番台と同様に室内からの展望を良くするため、前面貫通扉と運転室助手席側の窓は下方に拡大されました。

2115000_k2_080904 2008/9/4 名古屋 211系5000番台 4連K2編成+3連+313系の併結編成

国鉄時代に投入された0番台と異なり電気連結器・自動解結装置が装備され、ジャンパ連結器は省略されため、スカートの形状が変わりました。各車両両端4つのドアにはドア仕切り表示灯が設置され、ドアカット時に表示するようになりました。

補助電源は213系5000番台同様、従来の三相交流440VからDC600Vになり、DC-DCコンバータを使用し、冷房装置も直流電源によるインバータ制御方式の集約分散式C-AU711D-G1 2基になりました。

1988年から1991年にかけ、4次に渡り、
クモハ211-5000番台 48両
      -5600番台 20両
      -6000番台 9両
モハ210        68両
クハ210 -5000番台 57両
      -5300番台 20両       
サハ211        20両

が製造されました。

1次車 1988年7月に4連4本、3連6本が神領電車区に投入

2次車 103系や113系の置き換えのため、1988年11月から1989年3月にかけて4連16本、3連11本が神領区に、3連11本が大垣区に投入されました。

2115000_k6_090324 2009/3/24 名古屋 トイレ付き5300番台クハ組み込みK6編成

3次車 静岡地区への投入も開始され、1989年7月に3連17本が製造されました。1.2次車では短距離運用主体であったためトイレを装備していませんでしたが、中央線での快速運用などから利用客の不満が続出し、トイレ付きのクハ210-5300番台が登場しました。さらに狭小建築限界トンネルの存在する中央線中津川以北や身延線への入線に備えて屋根を僅かに切り下げ、C-PS24A形パンタを装備したクモハ211-5600番台が登場しました。

2115000_k11_090324 2009/3/24 名古屋 クモハは狭小建築限界トンネル対応の5600番台

1.2次車の4連6本からサハを抜き、3次車3連6編成に挿入し、神領区に配置。
2次車4連11本のクハ5000番台を3次車11編成のクハ5300番台と差し替え。抜かれたクハ5000番台はクモハ5600番台を含むユニットと3連を組成し静岡区に(転属車)。

2115000_k115_090323 2009/3/23 名古屋 K115編成3連のクハは5001 トイレなし

4次車 1990年3月、クモハ211-5600番台とクハ210-5300番台を含む3連3本が神領区に投入され、トイレなしで残っていた1次車4連3本のサハを4次車に組み込み4連化し、神領区の4連20本はトイレ付きに(K1~K20編成)。静岡地区の増備車として213系5000番台の走行装置を211系の車体に載せた1M仕様の6000番台、2連3本を投入、クハ210-5000番台は連番で製造。1991年3月には6000番台増備車2連6本が静岡運転所に投入。

神領区
0番台 4連 2本 K51 K52
5000番台 
4連 20本 K1~K20 クハはトイレ付き 5300番台 K3~K11のクモハは5600番台
3連 17本 K101~K117 クハはトイレなし 5000番台

2115000_c11_050705 2005/7/5 枇杷島 大垣区時代の3連 C11編成 現在は静岡に転属

大垣区
0番台 C1 C2 神領区に転属
5000番台 C11~C30 3連20本 2006年に静岡に転用

静岡車両区
5000番台 3両編成 31本 SS1~SS11 生え抜き組 LL1~LL20 大垣からの転属組
6000番台 2両編成 9本 GG1~GG9

Dsc07110 2017/8/5 亀山で昼寝中の神領区K20編成

本題の関西本線運用は静岡に転属する前に大垣区に配置されていた2次車3連の時代に1997年から運用が開始されました。しかし、1999年313系投入で、普通列車にも311系が投入されるようになり、関西本線の運用は神領区に移管されました。2011年10月、213系5000番台が撤退してからは、神領区の4連が普通、区間快速、快速で運用されています。

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コメント

B767−281様 おはようございます。今週は曇りや雨マークが多いですね。暑さを嘆きながらちょっとこの天気では寂しいような気もします。さて東海の211系、0番代は出たばかりの青帯の時代偶然大垣駅で撮影しています。湘南帯でないのはその後の分割民営化を意識してのものだったのでしょうか。5000番代の方は熱海から浜松までのロングランでトイレなしは酷でした。なるほどトイレ付きクハとのコンバート納得です。0番代が120キロ対策を施工していたとは知りませんでした。そう言えば今回の関西方面行きで近鉄電車、阪急電車、そして東海道線新快速に乗りましたが、JR西日本の新快速はちょっと危険な感じです。130キロは怖いくらいです。それにひきかえ私鉄の2線は急行や特急でもせいぜい110キロ、標準軌でも落ち着いて走っている感じでした。

細井忠邦さま、おはようございます。

この夏らしくない天気の、特に関東から北の原因は千島列島上空の2つの高気圧だそうですね。1993年の夏、大冷害が起こったときと同じみたいですね。

名古屋に配置された211系0番台の青帯の写真は貴重ですね。
そして、5000番台の編成番号と車体番号が不揃いな理由私も今回の歴史手理由がわかりました。

突然のご連絡にて失礼致します。

名古屋で電子部品のオンラインマーケティングを行なっております、ANCHOR代表の森下と申します。

この度、貴サイトを拝見しまして、ぜひ弊社顧客(電子部品関連のグローバル企業)とのタイアップをお願いできないかと考えております。

つきましては、詳細についてご相談させていただくことは可能でしょうか。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

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