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2017年9月 8日 (金)

近鉄 汎用特急車 12000系 

昨日の10400系11400系がビスタカーII世の貫通側として知られた顔とするならば、今回からの12000系一族の顔はビスタカーIII世まで続いた近鉄特急の代表的な顔です。また、標準軌線区ならどこへでも乗り入れ可能な汎用性と高品質の居住性は12600系26000系さくらライナー」に至るまで約20年に渡って継承されました。

12000系は1967年に登場、2両編成10本が製造されました。同年12月20日から営業運転が開始され、名阪特急に集中的に投入されました。ビュフェ営業を行うため、調理コーナーが車内に設けられ、座席まで料理を運ぶサービスをしたことから「スナックカー」の愛称が与えられました。また、リクライニングシートが採用され、サービスグレードが向上しました。

尤も、東海道新幹線開業後の名阪甲特急暗黒時代であったため、ノンストップ甲特急は2連で、乙特急やその他の特急は他編成との併結で大増発といった状況だったようです。

12000_750102 1975/1/2 近鉄名古屋

前面は、裾の絞りが減り、可能な限りシート幅を広げ、貫通幌を観音開き扉で収納し、スマートな顔立ちとなりました。

モ12000形 Mc 制御装置パンタ 40.0t 定員64名 スナックコーナー
ク12000形 Tc MG/CP      35.0t 定員64名 洗面室トイレ

最高運転速度     120 km/h
設計最高速度     160 km/h
起動加速度     2.5 km/h/s
減速度(常用)     4.0 km/h/s
減速度(非常)     4.5 km/h/s
車体長     20,500 mm
車体幅     2,800 mm
全高     4,150 mm
車体高     モ12000形は4,150mm
ク12100形は3,915 mm
主電動機     三菱電機 MB-3127-A
主電動機出力     180kW
駆動方式     WNドライブ
歯車比     80:21 (3.81)
編成出力     720kW
制御装置     抵抗制御
型式:三菱電機 ABFM-254-15MDHA
制動装置     発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ
型式:HSC-D
抑速ブレーキ
保安装置     近鉄型ATS
備考     電算記号:S

システム面では18200系を基本としており、同車は京都線・橿原線の直流600V電化に対応するため複電圧車でしたが、12000系は1500V専用のため機器構成は簡素化されました。

パンタグラフは当初、モ12000形の連結面よりに1基でしたが、後に増設され2基搭載となりました。

1969年に伊勢中川駅構内の脱線事故で12007Fが廃車に、1971年には総谷トンネル事故で12001Fが廃車となり、1999年から2000年にかけて残りの8編成も老朽化で廃車となりました。

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