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2017年9月10日 (日)

近鉄 汎用特急車 12400 12410 12600系

関東の人間にとって、近鉄の系列の数字は時に細かすぎて、訳が分からなくなるのですが、その例がこの12400系、12410系かと思います。

<12400系>

12400_170805 2017/8/5 津 12400系?

1977年、廃車の時期を迎えていた「ビスタカーII世10100系の代わりに登場したのが12400系、4連3編成でした。愛称名は「サニーカー」が与えられました。

当時計画進行中だった「ビスタカーIII世30000系と同じ前面デザインを採用し、丸みが増し、塗り分けラインも変更されました。

モ12400 Mc
サ12550 T
モ12450 M
ク12500 Tc

最高運転速度     120 km/h
設計最高速度     160 km/h
起動加速度     2.5 km/h/s
減速度(常用)     4.0 km/h/s
減速度(非常)     4.5 km/h/s
編成定員     264人 (新造時)
車体幅     2,800 mm
全高     4,150 mm
主電動機     三菱電機 MB-3127-A
主電動機出力     180 kW
駆動方式     WNドライブ
歯車比     3.81
編成出力     1,440 kW
制御方式     抵抗制御
制動装置     発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ HSC-D
抑速ブレーキ
保安装置     近鉄型ATS
備考     電算記号:NN

当初から4連で製造されたため、側扉はMc・T・M車は難波側に1カ所、Tcのみ2カ所となり、扉箇所には仕切りデッキも設けられました。座席はスライド式リクライニングシートになりました。昭和53年度のブルーリボン賞を受賞しています。1997年から1998年にかけて車体更新が行われ、2009年から二度目の更新が進んでいます。

<12410系>

12410_140812 2014/8/12 桑名 標識灯の形態から12410系か12600系

昭和50年代、再三の国鉄運賃値上げで名阪甲特急に利用客が戻ってきたため、それに対応するために1980年に増備されたのが「サニーカー」の増備車12410系でした。当初はMcMTcの3連で4編成が製造されましたが、1981年、5編成目が製造された際にはサ12561が加わった4連で製造され、それまでの4編成にもT車が組み込まれ全て4連となりました。

モ12410形 Mc パンタ制御装置 41.0t 定員64名 洗面室トイレ
サ12560形 T            35.0t 定員72名   
モ12460形 M  パンタ制御装置  41.0t 定員64名 洗面室トイレ車販準備室
ク12510形 Tc MG/CP      36.5t 定員64名 

車体長     モ12410形 20,800 mm
他3両 20,500 mm
車体高     ク12510形 3,920 mm
サ12560形 3,810 mm
他2両 4,150 mm
台車     近畿車輛 KD-83・KD-83B
制御装置     三菱電機 ABFM-254-15-MDHB

性能は12400系に準じており、車体の内外は30000系と多くの共通部分を持ち、サ12560形は重心を下げるためにユニットクーラーを床下に装備しました。2000年から車体更新が実施され、2015年から二度目の更新が進められています。

<12600系>

吊り掛け駆動で残っていた京橿特急18000系の置き換え用として1982年に4両固定編成として1編成製造されたのが12600系です。1986年に第2編成が増備され、電装品の改良と車内シートのフリーストップ・リクライニング化改良が行われました。2002年には全車の車体更新も行われました。

モ12600形 Mc パンタ制御装置 41.0t 定員68名
サ12750形 T  CP         36.0t 定員68名 洗面室トイレ
モ12650形 M  パンタ制御装置 41.0t 定員64名 洗面室トイレ 車販準備室
ク12700形 Tc  MG        36.0t 定員64名

車体長     ク12600形 20,800 mm
他3両 20,500 mm
車体高     ク12700形 3,920 mm
サ12750形 3,810 mm
他2両 4,150 mm
台車     近畿車輛 KD-83・KD-83B[5]
制御装置     三菱電機 ABFM-254-15-MDHB

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コメント

B767さん、おはようごじゃいます(^^)お久しぶりです(^^)近鉄の特急車両ですが、稀にクロスパンタ(下枠交差式)の車両が多いような。通常のひし型パンタの車両も走っていますよね。「しまかぜ」は..........シングルアームパンタでしたっけ(^^;)

マスダっち1971さま、おひさしぶりです。

近鉄特急の車両のパンタを見てみると、50000系「しまかぜ」はシングルアームですが、1988年登場の21000系、1992年登場の22000系、1993年登場の23000系はまだ下枠交差式で、2009年登場の22600系からシングルアーム式になっていますね。

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