近鉄一般型車両 1420系からの三菱製VVVF車
近鉄初のVVVFインバータ制御車1420系を量産化したのが1987年4月の登場時、1250系(2代)、後に1422系となった車両で2両編成6本が製造されました。
これを標準軌線共通仕様としたのが1430系で1990年7月に登場し、1998年までに2両編成15本が製造されました。1230系との違いは三菱電機製のインバータを搭載している点です。
ク1530-モ1420
全長 41,440 mm
車体高 4,030 mm
台車 Mc車:KD-96B形/KD-306形
Tc車:KD-96C形/KD-306A形/KD-306D形
主電動機 MB-5035A
MB-5035B
歯車比 5.73
編成出力 660kW
制御装置 GTO-VVVFインバータ
型式:MAP-174-15VD27
電算記号 VW
1230系同様、仕様の変化などに応じて細かく系列名が分かれており、
1435系: 1992年3月 1435F
補助電源装置SIV BS-483Q形(70kVA)に
1436系: 1993年3月 1436F
Tc車のディスクブレーキを1軸1ディスクとしたボルスタレス台車、滑走検知装置,踏面清掃装置搭載
1437系: 1993年9月 1439F・1441F~1445F
Tc台車のディスクブレーキを1軸2ディスクに変更(後に1ディスクに改造)
滑走検知装置は省略し踏面清掃装置を標準装備
1998年1月 1445Fは車内乗務員室側仕切り窓の小型化、Tc台車ディスクブレーキの各軸1ディスク化
1440系: 2006年9月、1437F・1438F・1440F
1437系の名古屋線ワンマン運転対応編成
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