小湊鉄道キハ5800形公開イベント その4 キハ5800形車内の様子
小湊鉄道五井機関区におけるキハ5800形の公開、昨日の記事に引き続き、今回は車内の様子です。
庫内に戻されたキハ5800に特製の階段がセットされ、車内見学のための立ち入りが可能になります。
細井忠邦氏が指摘されているようにこの車両は鋼製車の祖と言われる30系よりも遙か前に製造された木製車です。
運転台は貫通扉が設置されているせいもあり、妻面の1/3程度の広さです。
計器類は電流計、速度計、圧力計が2基と恐らく現役のキハ200形と揃えられているとおもいます。
運転席反対側のスペースには手ブレーキが装備されており、昔、西武のクハ1411形などでもよく見たものでした。
上の写真にもあるように現役時代の写真が数点展示してあります。
前面の錆を落として、上の写真の検査上がりの状態が復元できれば素晴らしいとおもいます。
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コメント
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こんばんは。
屋根の下で保存していれば、これだけ古くても中に乗れる位の状態は維持できるのですね。やはり屋根は重要ですね。
投稿: MiO | 2017年9月 3日 (日) 23時15分
MiOさま、おはようございます。
仰る通り、雨風をしのぐ屋根の存在は大きいですね。
小湊鉄道、五井機関区にはこの車両の他、創業期から活躍した3両の蒸気機関車も保存されており、今回見学可能でしたが、それらも屋根の下にあり、美しい状態を保っていました。
一方で、休車中で屋外にあったキハ200の一両209はかなり錆が表面に出て危ない状態でした。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2017年9月 4日 (月) 06時02分