通勤電車E231系シリーズ 武蔵野線にE231系走り始める
三岐鉄道の話題はまだ続きますが、11月1日から武蔵野線に中央総武緩行線からのE231系8連が走り始めたのでその話題に触れます。
編成の構成は以下のようになっています。
1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車 8号車
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編成 クハE231 モハE231 モハE230 サハE231 サハE231 モハE231 モハE230 クハE230
MU2 22 43 43 64 44 44 22 B22
14 B5
各車両は 4号車以外は元ミツB22編成、4号車は元ミツB5編成です。
今回の編成組成ににあたり、青森センターで主要機器の更新、ATS-SN機器箱取り付けなどの転用改造が行われました。
また使用線区に合わせた帯の貼り替えは秋田センターで行われました。
さらに5号車サハE231-64には線路設備モニタリング装置が搭載されています。
以上の転用改造を経て、2017年9月19日に京葉車輌センターに回送されていました。
元B5編成に関しては2017年6月15日に青森に入場、1,10号車クハE231/230、モハE231/230-10、サハE231-14に関しては同所で機器更新、サハE231-15と6扉サハE230-5は同所で解体となりました。残りの車輌は青森から出場、2017年10月23日に秋田に入場中です。
元B22編成に関しては2014年11月25日、東京総合車両センターに入場し、7号車サハE231-66をマト119編成用に供出した後、2017年3月31日に青森に入場、1,10号車クハE231/230-22、サハE231-64、モハE231/230-43、44の機器更新を行い、6扉サハE230-22は同所で解体、2017年7月13日、青森から秋田へ移動、帯の貼り替え等を済ませて、2017年9月19日に出場しました。
2015/4/25 北小金
おなじ10連のコンバートでも中央・総武緩行線では6扉サハ入りに対して、常磐線快速は4扉サハのため、すんなり置き換えられないところがこのややこしい車輌のやりくりに繋がっているのだと思われます。
山手線E235系投入による一連の動きで、中央・総武緩行線に関してはB20, B22, B21がマト118、119編成にコンバートされ、続いてB5が入場し、B22とB5でMU2編成が組成されました。さらにB6、B9と209系500番台C501が入場中で、B6のサハE230-6、サハE231-17は既に解体、C501のモハ209/208-501、サハ209-503、204も解体済みだそうです。こちらは川越・八高線用にコンバートとのことだそうです。
以上のデータはこちらのサイトの記事を参考に致しました。
一方でMU2編成運用開始による武蔵野線205系の離脱も気になるところです。
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B767-281様こんばんは。東日本の車両入れ替えはペースが早いですね。山手のE231などついこの間揃ったという感じです。私は日曜に時々武蔵野線を利用しますが205系の行方は気になります。海外譲渡が堅いかなと思います。それにしても遅れや事故の原因の1つに車両を挙げて233に統一した中央線は、ダイヤ通り動いている日の方が珍しいという状況です。矢張り国鉄は偉大だったと改めて思います。
投稿: 細井忠邦 | 2017年11月 6日 (月) 19時07分
細井忠邦さま、おはようございます。
山手線を中心に10年から15年で車両と入れ替えてゆくとどこかでその置き換わった車両の受け皿となる線区が必要になるのですが、東日本の場合、南武、横浜、埼京、京葉はE233系が投入されており、首都圏では武蔵野、川越、八高線あたりがそういった受け入れ線区になっているのですね。
武蔵野線の205系の場合、すべてが海外譲渡というには状態の宜しく無い車両も多いという状況のようですね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2017年11月 7日 (火) 05時47分