三重県のJRの駅と近鉄、その他の鉄道の駅が併設されている駅 1 桑名駅
三重県ではJRと近鉄がほぼ並行して走っているため桑名、津、伊勢市、鳥羽などの駅はJRと近鉄の駅が併設されており、改札口も共有のケースが多く見られました。そういった駅を紹介しようと思います。
2017/8/6 駅跨線橋 東口はありますが、反対側の西口はありません。
この駅はJR関西本線、近鉄名古屋線、養老鉄道が乗り入れており、JRは全列車が停車、近鉄が名伊甲特急・しまかぜ以外の全旅客列車が停車する駅で、養老鉄道は当駅が起点になっています。三岐鉄道北勢線の駅は西桑名で、桑名駅から少し離れています。
橋上駅舎を持つ地上駅でJR東海は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の2面3線、近鉄・養老鉄道は島式ホーム2面4線で、ホーム番号はJR側から連番で振られていますが、5番線はありません。これは1959年の改軌まで4番線は伊勢中川方面、6番線は名古屋方面の列車が使用し、名古屋寄りに切り欠き乃5番線があった名残だそうです。その当時は養老線は7番線を利用していたぞうです。
上の写真の左手奥がJR桑名駅で、養老鉄道との間ではかつて貨車の入れ換え作業が行われていた関係で現在も側線が残っています。
近鉄のホームは上り名古屋方面は追い越し、待避が可能ですが、下りは不可能なため、待避は益生駅で行われています。
2017/8/4 近鉄ホームから三岐鉄道北勢線方向
この先に北勢線軌間762mm、JR関西本線軌間1067mm、近鉄名古屋線軌間1435mmの3つの異なる軌間を渡る踏切があります。
さらに桑名駅前からは1927年から1944年まで路面電車桑名電軌が発着していたそうです。
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