三重県のJR,近鉄併設駅 1 伊勢市駅
日本を代表する観光地伊勢志摩の中心、伊勢市の代表駅で、伊勢参りの玄関口として利用されている駅です。JR東海は参宮線、近鉄は山田線の乗り入れとなっています。
2017/8/5 線路の奥は鳥羽方面 背後の長い跨線橋を介して、近鉄伊勢市駅と繋がっています。
駅構造は手前の単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線からなります。
参宮鉄道が宮川~山田間を延伸開業した1897年11月11日、山田駅として開業しました。宇治山田町が市制施行された4年後の1959年7月15日に伊勢市駅となりました。戦前から戦後のしばらくの間は「神都」の玄関口の駅として東京駅や大阪駅からの直行列車も発着していました。
奥に架線柱が見える場所が近鉄の線路ですから、かなり距離は離れています。その間には伊勢車両区が存在していました。
伊勢車両区は参宮線開業以来(1989年11月に参宮鉄道山田機関区として設立)の歴史を持つ車両基地で国鉄分割民営化の際に亀山機関区に統合・廃止も検討されていましたが、関西本線の非電化区間および亀山機関区はJR西日本管轄となり、三重県内の非電化区間の運行拠点を確保するため存続されました。その後、気動車の点検体制見直しで2016年3月31日をもって、名古屋車両区、美濃太田車両区に統合されました。
伊勢の名物「赤福」、江戸時代初期には皇大神宮(伊勢神宮内宮)前、五十鈴川のほとりで「赤福」の屋号を持つ餅屋が営まれていたそうです。
近鉄伊勢市駅も地上駅でこちらは相対式ホーム2面2線です。ホームの番号はJRの1,2,3に続いて4,5となっています。甲特急、しまかぜを含む全列車が停車します。
近鉄が乗り入れたのは1930年9月21日、参宮急行電鉄が外宮前駅(現、宮町前)から延伸し、当駅に乗り入れた時でそれ以来、共同使用駅となりました。
その頃の写真も展示されていました。
三重県の駅シリーズの後に伊勢神宮の様子も記事にします。
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