三重県のJR,近鉄併設駅 2 鳥羽駅
参宮線の終点、鳥羽駅もJRと近鉄の駅が併設された駅です。近鉄はこの駅で鳥羽線から志摩線に路線名が変わりますが、鳥羽線列車の約半数が志摩線に直通しています。
右手のホームは近鉄のホームで、JRの番線は右が0番線、0番線ホームを切り欠いて1番線、反対側に2番線となっています。
JR駅の開業は1911年7月21日、参宮線山田(現、伊勢市)~鳥羽間延伸で終着駅として開業しました。
1929年7月23日、志摩電気鉄道が鳥羽~真珠港間を開業しますが、1944年2月11日、会社合併で志摩電気鉄道の路線は三重交通の一路線になりました。1964年2月1日、三重交通から鉄道事業が分社化され、旧志摩電気鉄道の路線は三重電気鉄道に承継されました。1965年4月1日、近畿日本鉄道が三重電気鉄道を合併し、旧志摩電気鉄道の路線は近鉄志摩線になりました。1969年12月10日、標準軌化で営業休止、バス代行となり、1970年3月1日、標準軌化の完成で営業再開、五十鈴川~鳥羽間が開業し、全通、駅も国鉄駅の北側に移転しました。
手前のホームは近鉄6番線、左手のホームはJR0番線となっています。
近鉄ホームは島式ホーム2面4線で、北側から番線番号の3~6を使っており、JRの番線との並び順はおかしくなっています。
JR鳥羽駅 駅の2階が土産物屋などのコーナーになっています。
JRホームの横にはJR口の地上改札が、近鉄ホームから階段を上がると近鉄の改札口があります。両社のホームは中間改札なしに通じていますが、それぞれの改札口にはそれぞれの会社の券売機しかないため切符を買って乗車する際は、(18切符以外では)それぞれの改札口から乗車することになります。
今回の旅行では発着頻度が高いせいもあって、近鉄鳥羽駅で多くの近鉄特急車両を写すことが出来ました。
逆に天気があまり良くなかったせいもあり、水族館や港は観光せずに帰ってきてしまったのが残念です。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
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