小菅の複々線を走る様々な列車達 東武の車両編 13 10030系 4R車 50番台
1992年6月落成車から10030系はマイナーチェンジが行われ、編成番号も50番台(51から)に飛びました。形式は10030系のままで、新たに2両固定編成も登場しました。
4R車は
一次車 11451 11452 (1992.6) 東急車輌
二次車 11453 (1993.9) 富士重工 11454 (1993.9) 東急車輌
三次車 2Rのみで4R車などは製造されず
四次車 11455 (1994.11) 11456 (1995.3) 富士重工
五次車 11457 (1995.4) 11458 (1995.8) 東急車輌
六次車 11459 (1996.1) 富士重工 11460 (1996.2) アルナ工機 11461 (1996.4) 東急車輌
のように11編成製造されました。
まず、最初に登場した一次車では車椅子スペースが新設されました。さらにスイープファン(補助送風機)の新設に伴う天井吹き出し口のレイアウトの変更、通風装置と冷房装置の一体化などの設計変更が行われました。
1993年落成の二次車からはパンタ強制上昇装置が新設されました。
1994年落成の四次車からは自動解結装置を設置、連結器を廻り子式密着連結器(CSD-90)に変更しました。
最終増備の1996年落成の六次車(11459Fを除く)からは屋根上の吸出式通風機を廃止氏、クーラーと一体化されたキセ側面の通気グリルが無くなりました。
1993年までの落成車は1993~1996年にかけて先頭車の連結器を電気連結器付き廻り子式密着連結器(CSD-90)に交換し、ジャンパ栓が撤去されました。さらに2001年より、連結面への転落防止のため幌の取り付け、および吊り手の増設が行われました。
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