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2017年12月 8日 (金)

左内頸動脈狭窄症で再び入院 その2

11月の外来診察の後、入院前の諸検査(血液検査、心電図等)、入院手続きを済ませました。
この時点では、取り敢えず2泊3日の予定で検査入院、検査結果によってその後の治療方針が決定とのことでした。12月1日金曜日にC病院から4日月曜日は13:00に来て欲しいとの連絡がありました。

4日13:00に病院に到着後、早速、病棟に案内され、担当医から説明を聞きました。3日間の入院中に行う予定の検査は、B大学病院で行ったのと同じ血管造影剤検査、MRI検査、脳シンチグラフィー検査でした。血管造影剤検査が翌日に行われるため、4日は入浴と夕刻からの生理食塩水による点滴が開始されました。

5日火曜日、血管造影剤検査のため、朝食は抜きとなります。検査開始は当初11:30の予定でしたが、繰り上がり11:00になりました。C病院の手術室は病棟3階にあり、看護師と共に歩いてゆきました。手術室内をじっくり見渡す余裕はありませんでしたが、血管造影検査を行う手術室内のイメージはB大学病院と同じような感じでした。

中央に患者を載せる寝台があり、頭部付近に患者の首から頭部を撮影するための回転式のX線発生装置や感光板などがセットされています。さらに寝台の中央情報にカテーテルの位置などをモニターするためのディスプレイや患者の心電図、血圧などのモニター画面があります。

患者はベッドに寝かされ、全身を固定、さらに頭部を固定されます。私の場合は左腕に血圧計、さらに手術衣の隙間から心電図の電極が装着されます。左手には既に前夜からの点滴の針も刺さっています。

固定が終わると手首に麻酔注射が打たれます。何度か注射針が刺される痛みを感じます。麻酔が効いてくるとメスで手首が1mm程切開され、右手首の動脈が露出され、そこにカテーテルを挿入するための穴が開けられる筈です(ここは実際に見ていません)。動脈に穴が開けられ、カテーテルが挿入される際に、血液の凝固防止剤のヘパリンが注入されているようです。
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カテーテルが右手首から挿入されるとその先端の噴射口は上の図の右鎖骨下動脈から大動脈弓に入ってきます。担当医はカテーテルの噴射口の位置をモニターで確認しながら造影剤の噴射を行います。造影剤はCTスキャンなどと同様のヨード造影剤が用いられます。

私は撮影担当医の指示に従い、「息を吸ってそのまま止める」を繰り返します。最初は左総頸動脈に噴射口が置かれ、噴射された際は顔面下、顎の斜め下からおでこにかけて暖かい液体が流れてゆくのを感じました。これは2014年4月のB大学病院での検査の時と同じでした。また、閉じた瞼の中で金色の流星群や花火を見ているように斜め下から光るものが移動する感触もありました。最初は同じ位置での噴射を造影剤の量を増しながら繰り返したのか(あくまで私の推測ですが)、最大両の造影剤が流された時は左脳に一瞬激痛を感じました。

その後、こちら側の感覚からは7通りくらいの噴射口の設定で造影剤が流され写真が撮られたのだと思います。B大学病院の検査でも聞きましたが、ハンマーで数回叩くような音がするのはなんなのでしょうか。まさかカテーテルの挿入、引きを行っている音とは想像しにくいのですが。

担当医によれば、この時点で「左内頸動脈が詰まって血流が無いにも拘わらず、私自身、脳梗塞の症状のない理由が分かった」とのことでした。

Dsc02186 2017/12/6朝6:00時点での写真 既に血は止まっており、傷口の大きさは2mm弱

手首の止血は写真のようなスポンジ付きのプラスティック板を手に巻き止血する方法が採られました。

検査は約1時間で終了し、帰りは車椅子で病室に戻りました。実は車椅子に乗るのも、B大学病院での検査以来ですが、車椅子に乗っての視点は映画「アマデウス」のラストシーンを思い出します。

その後、約1時間ベッドで安静、昼食となりました。

5日の検査はこれだけで、点滴は4日夜以来、24時間、生理食塩水500ml2本が投入されました。夕刻、主治医から血管造影検査で判明したことを聞きました。

○超音波エコー検査やMRIで予想されたように血管造影検査でも左内頸動脈はほぼ当初プラークが見つかった場所の直後で詰まっていることが明らかになった。
○血管の詰まりを除去するためにカテーテル等で血栓を除去することも可能ではあるが、その試みによって、万が一詰まったものが脳の方に流れて毛細血管につまると脳梗塞を起こす危険がある。だから、敢えて詰まった血管に手を加えることはしない方が安全。
○左内頸動脈は詰まっているが、右側からの血液の供給(バイパス)があるため、左脳の障害(梗塞)は起こっていないようだ(ウィリス動脈輪というネットワークの一部である前交通動脈により、左右の内頸動脈系の連絡があるため)。

6日に左内頸動脈の詰まり具合をMRIで再度確認、さらに脳血流シンチグラフィー99mTc-ECDによる脳血流SPECT)を行い、左脳が右脳と同程度に血液供給されているかの検査が行われました。こちらは病棟1階のアイソトープ使用の管理区域内の診察室に行き、MRI装置の小型版のような寝台セットに寝て、頭を固定、目隠しされて頭からトンネルに入れられます。そして半減期の短い99mTc-ECDを左腕に注射、その直後から撮影開始となります。約30分間、じっと目をつぶって、脳内での99mTc-ECDの分布をモニターするのだと思います。

これらの結果は今度19日の外来診察で聞かされると思います。

心配された入院延長、すぐに手術などはなく予定通り、2泊3日で退院となりました。

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