速報版 都営フェスタ2017 in 浅草線に参加
2017年12月9日土曜日、馬込車両検修場で開催されたイベント「都営フェスタ2017 in 浅草線」に参加しました。
馬込車両検修場
ここの線形の特徴は本線から直接入区するのでは無く、一旦スイッチバックして入区する構造となっていることでしょうか。
昨年11月19日には志村車両検修場で「都営フェスタ2016 in 三田線」が開催され、参加しましたが、都営地下鉄では2年おきに馬込と志村で車両基地公開イベントを行っております。ちなみに都営新宿線の車両基地は江東区大島に大島車両検修場がありますが、こちらは全地下形のため、イベントには向かないのでしょう。
イベントは車両撮影会(一般)(親子)、保守車両の展示、洗浄線試乗・運転台見学(事前申し込みが必要)、工場内見学、鉄道部品販売、鉄道各社・PRなどから構成されています。
2017/12/9 馬込車両検修場
イベントの目玉はやはり、車両撮影会で相互乗り入れが行われている京成電鉄3027F、北総鉄道9201F、京浜急行1025Fの車両と共に現在の浅草線の主力5300形(右が5307F、左が5327F)そして、次世代の主力5500形、そして大江戸線12-000形(12-351F)、当研修場名物E5000形電機が展示されていました。
2020年に開業60周年を迎える都営浅草線、来年春を目途に導入予定の新車がこの5500形で現在活躍中の5300形27編成が全て置き換えられます。その5500形がこのイベントで初めて展示されました。
このイベントのもう一つの目玉は日本の地下鉄初の電気機関車であるE5000形の撮影かと思います。
都営地下鉄大江戸線を走る12-000形等はリニアモータ方式で推進・制動が行われており、かつ軌道は浅草線と同じ1435mm標準軌です。大江戸線内の清澄白河と光が丘に自線用の車両基地がありますが、通常の検査等は馬込車両検修場で行われています。
しかし浅草線内を自力で走行することは出来ないため、E5000形が大江戸線~当検修場間を牽引します。なお、浅草線と大江戸線の連絡は両線が接近する汐留連絡線(大江戸線汐留駅~浅草線大門-新橋間、約0.4km、2006年に開通)を介して行われています。
馬込車両検修場内での車両の入れ換えを担当する車両も展示されていましたが、興味深かったのは自連、密着の双頭連結器に加えて、大江戸線車両用の連結器も装備されている点でした。
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