2017年10月の福岡旅行 3 筑豊本線 直方車両センターの813系
813系と言えば、鹿児島本線等で活躍する「赤黒銀の電車」と言うイメージがありますが、赤の部分を灰色にしたバージョンの編成が直方車両セターに配置されており、福北ゆたか線で活躍しています。
813系は国鉄時代に新製もしくは改造により配置された421系、423系、715系近郊型電車の取替えを目的に1994年から製造されました。九州北部向け交流専用近郊型電車としての811系に代わり、増備され、JR九州としては初めてのVVVFインバータ制御(東芝製GTOサイリスタ素子)となり、車両デザインも初めて水戸岡鋭治率いるドーンデザイン研究所が手掛けた近郊型車両となりました。
鹿児島本線における813系の歴史に関しては別記事で触れますが、今回は直方車両センター配置の「黒い」813系について触れます。
813系は製造開始から、年次を追うごとに番台が変化し、
クモハ813- サハ813- クハ813
0番台 400番台 0番台 400番台は後に3連化で組み込み
500番台 ロングシート車として組み込まれました
100番台 100番台 100番台
200番台 200番台 200番台
300番台 300番台 300番台
クハ813 - モハ813 - クハ813
1000番台 1000番台 1000番台
1100番台 1100番台 1100番台
2100番台 2100番台 2100番台 1100番台のR1105、R1106が一時名乗っていたもの
となりました。クモハが途中からクハに代わっているのも、当初は2連でデビューし途中から3連になったからでしょう。
現在、直方に配置されているのは
100番台 RG014-019 3・4次車として2連で登場した編成
200番台 RG228
1000番台 RG1002,1003 の計9編成 ちなみに南福岡所属編成の編成記号はRMです。
2010/8/3 香椎 R1003
この編成に関しては南福岡配置の時代に撮影していました。
編成の構成が変化し、電動車の連結位置が違えばパンタグラフの位置が変わっていることがわかります。パンタの形状も1000番台からシングルアーム式になりました。
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