2017年10月の福岡旅行 3 筑豊本線 直方駅
2017年10月の旅行では、14日土曜日に博多駅でクルーズトレイン「ななつ星」を見送ったのち、福北ゆたか線に初めて乗車し、直方に行きました。直方訪問の目的は直方市立石炭記念館の訪問でしたが、まずは筑豊本線シリーズの一環として直方駅について触れておこうと思います。
2017/10/14
博多方面から直方にアプローチすると最初に平成筑豊鉄道のホームや列車が目に入り、大きく左にカーブして直方駅に到着します。
何度か出てきましたが、直方は飯塚、田川とともに筑豊三都市に挙げられ、地勢的には彦山川と犬鳴川が合流して遠賀川となる合流点にあり、鉄道が敷かれる以前から石炭水運の中心的都市として重要な役割を担ってきました。福岡県の2大都市である福岡市から北東に50km、北九州市から南西に30kmに位置し、現在はベッドタウンとしての機能も担っています。
駅前には地元の英雄、大関魁皇の像もあります。
2001年に福北ゆたか線の電化完成と同時に魁皇にちなんだ特急「かいおう」が直方~博多間に運行されました。
駅は1890年8月30日に筑豊興業鉄道により、開設されました。1899年、筑豊地方の石炭の集約、積み出しの拠点駅として拡張工事が行われ、13本の仕分け線、2つの出
発信号機が設置され、石炭車は若松、西八幡、上戸畑方面に送り出されて行きました。筑豊炭田から産出された石炭の総量は明治初年から昭和51年までに100億トンになりました。
1960年9月、気動車基地が完成。
かつて石炭列車が煙を上げていた場所は現在、車両基地になっており、813系、817系、BEC810系、そしてキハ40系などが休んでいます。
1989年10月1日、伊田線がJR九州から平成筑豊鉄道に転換。
別記事で触れる予定ですが旧国鉄特定地方交通線の伊田線を承継した平成筑豊鉄道伊田線も乗り入れています。
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