久しぶりの東十条 651系1000番台の活躍
昨日に続いて、東十条での列車撮影、今回は1988年から1992年にかけて、川崎重工業で99両(7両基本+4両付属編成がそれぞれ9本ずつ)が製造され、1989年3月11日のダイヤ改正で「スーパーひたち」として在来線特急として初めて最高速度130km/hの営業運転をした651系の話題です。130km/hの最高速度を出すことが可能な特急電車としてはJR九州の783系の方が先に登場していましたが、実際にその速度で営業運転したのは1990年からのため、651系が初めてになるそうです。
常磐線における651系の活躍はまだ拙blogではきちんと触れていませんが、今回は後継のE657系に常磐線特急の座を譲り、2014年3月15日のダイヤ改正から、185系の置き換え用として高崎線系統の「スワローあかぎ」「あかぎ」「草津」用に投入された1000番台について触れようと思います。
常磐線時代は
K101~109 基本編成 7両 K201~K209 付属編成 4両 勝田車両センター
K100番台編成とK200番台編成内における0番台車、100番台車の番号配分は上記のようになっていました。
これらの車両の中からK101,104,105~109、K205, 208. 209編成の車両が1000番台に改造されました。
改造は大宮総合車両センターと郡山総合車両センターで行われ、モハ650形についてパンタグラフをPS26からPS33Dに交換、交流避雷器の撤去が行われましたが、直流対応化に関する改造は最小限にとどめられました。1000番台は大宮総合車両センター配置となりました。
OM201<=K101 OM301<=K206
OM202<=K104 OM302<=K209
OM203<=K106 OM303<=K208
OM204<=K107
OM205<=K108
OM206<=K109
編成番号に関しては常磐線特急時代は電連カバーに表示がありましたが、1000番台に改造後は表示が一様ではなく、個人的にはどの編成の撮影しているのか不明の状態です。
OM301編成は2016年7月から小田原~伊豆急下田間で運行を開始した「伊豆クレイル」用編成IR01に再改造され、国府津車両センターに転属しました。こちらも別記事で触れます。
さて2月17日土曜日の撮影ですが
山手貨物線を行く回送列車を上野からの列番不明列車が追いかけるという場面もありました。
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