パリの6つのターミナル駅巡り 北駅 6 SNCF BB67400 DL その2
函館市電に続いて、今回からは「パリの6つのターミナル駅巡り」です。このシリーズはフランスの首都パリの6つのターミナル、リヨン駅、オステルリッツ駅、モンパルナス駅、サン・ラザール駅、北駅、東駅と時計回りに巡るもので、1986年、2007年、2009年の訪問時の写真から構成されています。それぞれの駅の特徴的な外観や発着する列車の写真を紹介してきましたが、前回の記事は2017年2月7日、北駅でのSNCFディーゼル機関車BB67400形その1でした。
Class BB 67400はフランスと鉄道車両メーカーBrissonneau and LotzがBB67000の派生形として1969年から1975年にかけて232両製造したもので、SEMT 16気筒 PA4機関で発電する電気式DLです。
現在約半数の125両が現役で、VFE(ex-GL)、CIC(ex-TIR)、貨物、TER、Transilien、Infraに分散されて活躍中です。
前回の記事で紹介した567618号は1975年5月16日に就役し、Multiservice塗色で活躍し、2012年4月14日に退役しました。
567618と同タイプのMultiservice塗色の567606号は1974年12月9日に就役し、Intercities牽引機として活躍し、2018年4月15日時点でも現役です。
前回の記事で登場した567618号の後についていた機関車で67533号、所謂Bleue 青と言われる塗色で1972年12月11日に就役、2017年9月27日に退役しています。
67570号 客車列車の前方に連結されるところ
1973年11月29日に就役し、2016年10月13日に退役しました。
567614号機はEn Voyage塗装で1975年4月7日、就役、現在も現役のようです。
日本では定期列車としてはもはや見ることが出来ない機関車牽引列車ですが、ヨーロッパのターミナル駅ではまだ見ることが出来るのでしょう。
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