Omaha in Nebraska に来ています その2
アメリカ合衆国、ネブラスカ州、オマハ滞在記、2日目はメインの行事は教会で挙げる結婚式のリハーサルとそれに続く夜の顔合わせパーティです。
まずネブラスカ州は北をサウスダコタ、東をアイオワ、ミズーリ、南をカンザス、西をコロラド、ワイオミングと接する北アメリカ大陸のほぼ中央部に位置する州で、地形的にはグレートプレーンズに属し、州都はリンカーン(人口25.8万)ですが、人口的には40万人が暮らすオマハが最大の都市です。オマハはネブラスカ州の東端に位置しており、ミズーリ川がアイオワ州との境界になっています。
州の特徴としては50州の中で唯一州議会が一院制をとっていることだそうです。
産業的には広大な農牧地を抱える農業州で牛肉、豚肉、トウモロコシ、大豆の生産では国内トップであり、またアメリカ大陸の中央部であることから古くから鉄道が栄えており、オマハにはユニオン・パシフィック鉄道の本社があります。
オマハは北緯41度で日本では函館とほぼ同じ緯度ですが、気候は大陸性気候で、夏は30℃を越え、冬は氷点下4℃くらいまで下がり、雪はそれ程積もりません。元々、ミズーリ川の渡津のために創設された街で、「西部への玄関口」であり、ユニオン・パシフィック鉄道の起点として発展し、19世紀末頃は1883年にユニオン・ストックヤードが完成したため、全米の精肉業の中心となっていたそうです。
そういったオマハの歴史を頭に入れつつ、最初に訪問したのが、ミズーリ川の対岸、アイオワ州西部にある「ユニオンパシフィック鉄道博物館」でした。WEB site URL: http://www.uprrmuseum.org/
1869年5月19日、オマハからのユニオン・パシフィック鉄道とカリフォルニア・サクラメントからのサザン・パシフィック鉄道が繋がり、大陸横断が鉄道で可能となったときのポスター
内容は階ごとに分かれており、1階が鉄道による開拓の歴史、2階が鉄道を維持するシステムの説明と食堂車、寝台車や飛行機が主流になる前のVIP達と鉄道の風景でした。
現代の列車運行システム
往年の銀幕スターと鉄道
1950年代の長距離列車の様子
この博物館はスペースの関係もあり、実車を展示することは難しいので、模型や写真等でアメリカの開拓と鉄道の歴史などを上手に説明していました。
続いて、オマハのUnion Stationを利用したDurham Museumを訪れました。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。
« Omaha in Nebraska に来ています その1 | トップページ | Omaha in Nebraska に来ています その3 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 2024年春の名古屋周辺旅行 トヨタ博物館を見学 その15 1960年代 小型車BC戦争で初めて勝利した3代目コロナRT40型(2025.04.17)
- 2024年春の名古屋周辺旅行 トヨタ博物館を見学 その14 1950年代 純国産方式で誕生したトヨペットクラウンRS型(2025.04.16)
- 2024年春の名古屋周辺旅行 トヨタ博物館を見学 その13 1950年代初頭、 トヨタの小型車部門への進出 トヨペット・SA型(2025.04.03)
- 2024年春の名古屋周辺旅行 トヨタ博物館を見学 その12 1950年代初頭、スウェーデン・サーブ社初の市販乗用車 サーブ・92(2025.04.02)
「駅」カテゴリの記事
- 2024年春の名古屋周辺旅行 藤が丘からリニモで八草へ その1 路線と駅(2025.02.24)
- 2024年春の名古屋周辺旅行 名古屋市営地下鉄東山線で藤が丘へ(2025.02.20)
- 2024年春の名古屋周辺旅行 養老鉄道編 大垣から揖斐へ(2025.02.12)
- 2024年春の名古屋周辺旅行 遠州鉄道編 その3 遠州鉄道の沿線風景(2025.02.11)
- 2024年春の名古屋周辺旅行 遠州鉄道編 その1 遠州鉄道の歴史(2025.02.04)
「蒸気機関車」カテゴリの記事
- 「黒い」山手線 内回り走行を撮影(2022.10.11)
- 2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 5 上諏訪駅周辺あれこれ(2020.09.21)
- 日本工業大学工業技術博物館の2100形2109号機 その3(2020.09.14)
- 日本工業大学工業技術博物館の2100形2109号機 その2(2020.09.11)
- 日本工業大学工業技術博物館の2100形2109号機 その1(2020.09.10)
「貨車・貨物列車」カテゴリの記事
- 2024年春の名古屋周辺旅行 遠州鉄道編 その2 遠州鉄道の車両 ED28形電機とホキ800形貨車(2025.02.10)
- 2024年度 新鶴見配置の2番機 EF210-364号機を八王子にて撮影(2025.01.28)
- 2024年度 吹田配置の1番機 EF210-365号機を撮影、新座でのEF210の競演(2025.01.27)
- 秩父鉄道の電車・貨物列車を久しぶりに撮影(2024.11.26)
- 2023年晩夏の関西旅行 JR貨物編 その3 彦根駅を通過する東海道線貨物列車(2024.11.14)
「海外の鉄道」カテゴリの記事
- 2024年春の名古屋周辺旅行 トヨタ博物館を見学 その8 かつては乗用車メーカー、今は路面電車のメーカーとして知られるチェコのタトラ(2025.03.25)
- 武蔵野線北府中駅、東芝府中工場から続々と出荷される 台湾鉄路管理局500型 電機 ( 台鐵E500型電力機車)(2024.05.28)
- 直方市石炭記念館の蒸気機関車 Koppel 32号機(2020.08.31)
- 62年半の人生におけるセネガルとの接点(2018.06.22)
- Omaha in Nebraska に来ています その3(2018.05.28)
「路面電車」カテゴリの記事
- 2024年春の名古屋周辺旅行 トヨタ博物館を見学 その8 かつては乗用車メーカー、今は路面電車のメーカーとして知られるチェコのタトラ(2025.03.25)
- 2024年春の名古屋周辺旅行 養老鉄道編 大垣から揖斐へ(2025.02.12)
- 速報版 2024年晩夏 京都の旅 3日目 嵐電から始まり、阪急PRiVACE、JR、阪急2300系で締めくくり(2024.09.05)
- 速報版 2024年晩夏 京都の旅 2日目 午前中は嵐電、午後は叡電を満喫(2024.09.04)
- 2023年晩夏の関西旅行 嵐山電鉄編 その3 嵐電の車両 part5 モボ2001形(2024.08.14)
「鉄道博物館」カテゴリの記事
- 速報版(補遺) 2024猛暑の夏 新潟の旅 3日目 その2 直江津駅 part2(2024.08.27)
- 大川端・佃島周辺を散策する part13 旧新橋停車場跡・鉄道歴史展示室(2022.09.09)
- 秩父鉄道の駅 その13 三峰口駅(2021.09.10)
- 秩父鉄道の車両たち その12 電機 デキ1形6,7号機と同型(デッカー形電機)の東武鉄道ED10形(2021.08.06)
- 2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 63 日光戦争、東武側の対抗策(2020.12.23)
「鉄道以外の博物館・展示施設」カテゴリの記事
- 2024年春の名古屋周辺旅行 トヨタ博物館を見学 その15 1960年代 小型車BC戦争で初めて勝利した3代目コロナRT40型(2025.04.17)
- 2024年春の名古屋周辺旅行 トヨタ博物館を見学 その14 1950年代 純国産方式で誕生したトヨペットクラウンRS型(2025.04.16)
- 2024年春の名古屋周辺旅行 トヨタ博物館を見学 その13 1950年代初頭、 トヨタの小型車部門への進出 トヨペット・SA型(2025.04.03)
- 2024年春の名古屋周辺旅行 トヨタ博物館を見学 その12 1950年代初頭、スウェーデン・サーブ社初の市販乗用車 サーブ・92(2025.04.02)
« Omaha in Nebraska に来ています その1 | トップページ | Omaha in Nebraska に来ています その3 »
コメント