2018年3月の関西旅行 南海電鉄編 その8 31000系
31000系は1999年に30000系と同じ17m車体で橋本~極楽橋間の山岳線区に乗り入れるための編成として東急車輌製造で1編成製造されました。
前面は貫通型で貫通扉上に種別幕が装備されました。機器類は廃車となった21000系の制御装置、7100系の主電動機を流用しており、制御方式は抵抗制御です。
主要諸元
最高運転速度 100 km/h
設計最高速度 115km/h
起動加速度 2.5km/h/s
減速度(常用) 3.7km/h/s
減速度(非常) 4.0km/h/s
編成定員 210名
編成重量 156t
最大寸法(長・幅・高) 17,780 × 2,744 × 3,984.5 (mm)
台車 緩衝ゴム式ダイレクトマウント空気ばね台車
住友金属工業FS-518
主電動機 直流直巻電動機 MB-3072
駆動方式 WNドライブ
編成出力 2,320kW
制御装置 抵抗制御、直並列組合せ MMC-HTB-20ZI
制動装置 発電ブレーキ併用全電気指令式電磁直通空気ブレーキ
30000系や11000系と併結可能
備考 山岳線の起動加速度は3.0km/h/s
車体
塗色は30000系と同じ赤と白のツートン、側面窓は11000系と同じ連続窓です。客扉は折り戸で各車1カ所です。
車内
座席はフリーストップ式、回転リクライニングシート
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コメント
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B767-281様お早うございます。高野山は3年位前に行ったことがありますが、あの登りは凄いですね。その勾配にチャレンジし続ける南海は地味だけれどもなかなかいい車を揃えていますね。またまた勉強させて頂きありがとうございます。関西来月4日から研究会、その後例によってぶらぶらします。ただし連日の暑さ(東京も同じですが)が心配です。
投稿: 細井忠邦 | 2018年7月22日 (日) 10時09分
細井忠邦さま、おはようございます。
わたしも高野山は1977年の春に家族旅行で行きました。橋本まで国鉄、そこから南海線でしたが南海線でも限られた車輌しか入線できない区間であることがよく分かりました。
また機会があれば行ってみたいところです。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2018年7月23日 (月) 05時28分