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2018年7月23日 (月)

2018年3月の関西旅行 南海電鉄編 その9 1521系と2051系

戦後の混乱期、まだ南海が近畿日本鉄道の一部だった頃の1947年に国鉄63系を設計の基礎として登場させたのが1501系でした。その1501系の電気部品を流用し、当時まだ存在していた木造車の陶太を目的に1959年から1960年にかけて20m級4扉車体として登場したのが1521系でした。

1520_741006 1974/10/6 天下茶屋
大学1年の秋休み、初めての関西から九州一周旅行の初日にまだ存在した天王寺支線で活躍中の1251系を撮影しました。

モハ1521の中間にサハ3801を挟んだ3両編成、4本が帝国車輌工業と日立製作所から6両ずつ登場しました。

主電動機はMT-40形で吊り掛け駆動方式です。台車は汽車製造製の空気バネ台車KS-60,KS-61を履きました。

1973年に南海線の架線電圧が1500Vに昇圧されると大半の吊り掛け車が廃車される中、1961年から1962年にかけてモハ2001形の電気部品を流用して車体が新製された2051系(4両編成2本)とともに、1500Vに昇圧改造され、高師浜線、多奈川線、和歌山港線、天王寺支線用に転用されることになりました。

2051系の主電動機は元々端子電圧600Vであったため、モハ1551形から転用し、1500Vに対応させました。その結果、1521系と2051系は同一系列に統合され、

1521-3801-1522 
1523-3802-1524
1525-3803-1526
1527-3804-1528      
1522から1528は両運転台化、3801-3804は3901-3904に制御車化

2051-3805-3806-2052
2053-3807-3808-2054

2051、2053は1529、1531に改番、2052は1530に改番両運転台化、2054は3909に改番、電装解除、制御車化、3805-3808は3905-3908に改番、制御車化

改造後、天王寺支線・加太線・多奈川線で2両編成、高師浜線・和歌山港線は単行で使用されました。

1984年11月18日に天王寺支線天下茶屋~今池町が廃止され、残存区間は単行運転となり、1524、1526がこの区間の専用車となりました。その後、1995年8月24日に和歌山港線のさよなら運転ですべての営業運転を終了しました。

本系列の営業運転終了で南海の吊り掛け駆動の営業車輌は消滅し、冷房化率も100%となりました。

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コメント

B767-281様お早うございます。戦後の混乱期に各私鉄に導入された、63形ですね。これは私も辛うじて知っていました。鉄道関係の出版物はここ数年昭和ブームなようで、63形も度々登場しています。功罪の功の方が取り上げられるようになったのも、時代の流れかなと思っています。

細井忠邦さま、おはようございます。

西武でいえば初代401系、小田急の1800系などが思い浮かびますね。昔の写真を見ると南海の1501系もまさに63系そのままというスタイルですね。

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