« 2018年3月の関西旅行 南海電鉄編 その15 大阪府都市開発100系 | トップページ | 2018年3月の関西旅行 南海電鉄編 その16 6200系 part2 »

2018年8月 2日 (木)

2018年3月の関西旅行 南海電鉄編 その16 6200系 part1

6000系から続いた「カエル顔」シリーズの後、登場したのは東急8000系に似た「食パンスタイル」の6200系でした。

6503_180323

6504_180323 2018/3/23 天下茶屋 6503F 現時点で抵抗制御の編成

個人的に感じるのは6000系からのカエル顔から6200系の食パンスタイルに移行する仲立ちをしたのは昨日の記事で紹介した大阪府都市開発100系ではなかったかと思います。

6200系は架線電圧が1500Vに昇圧された後の1974年から1985年までの長期に渡り、全部で52両製造されました。車両性能を向上させ、イニシャルコストを減らし、機器は集約、保守の低減等を考慮したモデルチェンジでした。

主要諸元

設計最高速度    120km/h *130km/h
台車    S型ミンデン式ダイレクトマウント空気ばね台車 FS-392・392B・FS-092
主電動機    直流直巻電動機MB-3072-B-4 *かご形三相誘導電動機 TDK6313-A
主電動機出力  145kW  *200kW
制御装置   
抵抗制御 MMC-HTB-20N4、VMC-HTB-20FA(6521F) 多段制御
*日立製作所製IGBT素子VVVFインバータ制御
歯車比 85:16
制動装置    電磁直通ブレーキ
(発電ブレーキ併用、抑速ブレーキ付き)
*(回生ブレーキ(純電気式・遅れ込め)併用、抑速ブレーキ付き・更新車)

*はVVVF更新車のデータ(後述)

台車は6000系、6100系などのパイオニアIII台車から、最初から住友金属工業のS型ミンデン台車となりました。冷房装置も集約分散式(三菱電機製CU-191型10500kcal (12.21kW) ×4)に変更されました。パンタグラフはPT-4803-A-M、2基をM1車に搭載しました。MG,CPはいずれも4両分の容量を持った機器をM2車に搭載しました。

1次車 1974/11 6201-6208 6501-6504 6両固定2本
2次車 1977/6,7 6209-6216 6505-6512 4両固定4本
3次車 1980/3 6217-6218 6513-6516
4次車 1981/8  6219-6230 6517-6520
5次車 6231-6232

6518_180323 2018/3/23 天下茶屋 6517F 現時点で抵抗制御の編成

編成構成

6501F Tc 6501+M16201+M2 6202+M1 6203+M2 6204+Tc 6502

650F1, 6503F, 6513F~6519F は上記の4M2Tタイプの6連 6x6

6505F Tc 6505+M1 6209+M2 6210+Tc6506

6505F~6511Fは上記の2M2Tタイプの4連 4x4

電機子チョッパ方式試作車 8000系(初代)

1970年代から1980年代と言えば、電車の世界では省エネ化ということで従来の抵抗制御から、チョッパ方式への移行の時期でした。営団地下鉄と国鉄が電機子チョッパ方式を世に出しましたが、多くの民鉄は界磁チョッパ方式を採用しました。そんな中、南海は1975年に4両1編成8000系(初代)で電機子チョッパ方式の試作車を世に出していました。

装置は三菱電機製CAFM型自動可変界磁(AVF)式で高速域からの回生ブレーキが可能でした。車体は6200系と共通で、一見した様子では6200系と区別がつきにくい編成でした。1977年に高野線列車の長編成化に対応するため、2両中間車が増備され6連になりました。

本来は6000系と共通運用でしたが、他者との併結は不可能、さらに橋本まで20m車が入線可能となった後も抑速制動用の抵抗器を搭載するスペースがなかったため、運用に制限があり、電機子チョッパ制御車の新製コスト高の問題もあり、量産は界磁チョッパ方式の8200系となり、見送られました。

6522_180323 2018/3/23 新今宮 6521F
かつての8000系(初代)

1990年にチョッパ制御器の老朽化対策でゲート制御部の更新が行われましたが、経年劣化でエラーが頻発し、2001年に7100系1次車の廃車発生部品を流用し、なんと抵抗制御方式に改造され、6521Fとして6200系に編入されました。

8000系(初代)は系列消滅し、6200系の両数は58両となりました。

6200系のVVVFインバータ制御改造と界磁チョッパ方式の8200系については明日の記事で触れます。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

« 2018年3月の関西旅行 南海電鉄編 その15 大阪府都市開発100系 | トップページ | 2018年3月の関西旅行 南海電鉄編 その16 6200系 part2 »

旅行・地域」カテゴリの記事

民鉄:南海電鉄」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。
暑中見舞い申し上げます。


今朝の練馬は、27.9℃までしか気温が下がらす 寝苦しく、
東急8500系みたいに 扇風機を作動させたまま 寝ていました。

さて本題に入りますと、
南海の この車両を最初に見たとき、東急8000系と そっくりに見えました!


今になると、こちらの方が運転席の前面窓が四角かったんだと感じました。


それにしても 南海の車両は、東武並みに 車両を長持ちさせているんですね!

準急豊島園さま、おひさしぶりです。

熱帯夜はつくばも同じでした。今年の夏はとにかく、異常ですね。
同じ東急車輛製造の製品とはいえ、よく似ていますね。

わたしも1974年に初めて南海6000系を見て、それが未だに全車現役で走っているのを知り驚いたところです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2018年3月の関西旅行 南海電鉄編 その16 6200系 part1:

« 2018年3月の関西旅行 南海電鉄編 その15 大阪府都市開発100系 | トップページ | 2018年3月の関西旅行 南海電鉄編 その16 6200系 part2 »

カテゴリー

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
フォト
無料ブログはココログ

日本ブログ村

  • 日本ブログ村