2018年3月の関西旅行 南海電鉄編 その24 大阪府都市開発7000系
昨日の5000系に続き大阪府都市開発が1996年から1998年にかけて投入したのが7000系でした。
老朽化した100系の置き換えを目的とし、制御装置はIGBT素子によるVVVFインバータ制御となり、台車はボルスタレス台車、パンタグラフはシングルアーム式となりました。
車体はアルミ合金製で製造は川崎重工製です。5000系は非貫通方式でしたがこちらは両開きプラグ式外扉を装備し、自動併結方式の貫通扉となっており、編成の組成が非常に柔軟になりました。
主要諸元
最高運転速度 110 km/h
設計最高速度 120 km/h
起動加速度 2.5 km/h/s
減速度(常用) 3.7 km/h/s
減速度(非常) 4.0 km/h/s
全長 20,825 mm(先頭車)20,725 mm(中間車)
全幅 2,844 mm(中間車)
全高 4,050 mm
4,075mm(パンタグラフ折り畳み高さ)
車体 アルミニウム合金
台車 モノリンク式ボルスタレス台車 SS-147・SS-047
主電動機 かご形三相誘導電動機
駆動方式 WNドライブ
制御方式 3レベルIGBT-VVVFインバータ
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ
保安装置 ATS-N/ATS-PN
6両編成
クハ7500 モハ7000 モハ7100 サハ7600 モハ7200 クハ7500
Tc1 M1 M2 T M3 Tc2
7501 7001 7101 7601 7201 7502 1996
7509 7005 7105 7602 7202 7510 1998
ex7106 ex7006
4両編成
クハ7500 モハ7000 モハ7100 クハ7500
Tc1 M1 M2 Tc2
7503 7002 7102 7504 1996
7505 7003 7103 7506 1996
7507 7004 7104 7508 1996
2両編成
クハ7551 モハ7552
7551 7752
ex7511 ex7512 1998 2004 改造
2005年に4両編成だった7511Fを改組し、先頭車は2両編成の増結車とし、7752は制御車から制御電動車になりました。中間車2両は7509Fに組み込まれ6連化されました。2連は3000系と同様に50番台となりました。
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コメント
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B767-281様お早うございます。そう言えば関東の私鉄ではあまり貫通幌は使わないようですね。地下鉄直通の京急くらいでしょうか?貫通できた方がやはりいざという時安全だと思います。全面は遠目から見ると何となく京王8000系に似ているような。
投稿: 細井忠邦 | 2018年8月12日 (日) 09時04分
細井忠邦さま、おはようございます。
貫通扉、幌を格納したプラグドアというのはわたしも他の私鉄では聞いた憶えがありません。非常にユニークなシステムかと思います。
ただ、それも7000系で終わり、7020系では扉と幌が露出するシステムとなり、7000系と7020系の併結ではアダプターが用意された様です。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2018年8月13日 (月) 05時45分