2018年3月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その3 特急車両 16600系
2018年3月の関西旅行、近鉄特急の話題、今回は16600系です。
16600系は標準軌の22600系の狭軌版というべき車両で、明日の記事で紹介する16400系(狭軌版の22000系)をリファインした汎用特急車です。実際の設計は21020系のコンセプトを大きく取り入れています。
2010年に2両編成2本が製造されました。
モ16600形-ク16700形
窓配置は車椅子対応設備とトイレの設置が22600系のものとは変更されているため、異なっており、乗降扉もク16700形に2か所、モ16600形に1か所となりました。
主要諸元
最高運転速度 110 km/h
設計最高速度 120 km/h
起動加速度 2.5 km/h/s
減速度(常用) 4.0 km/h/s
編成定員 99人(2両)
車両定員 Mc:52人
Tc:43人
自重 Mc:47 t、Tc:43 t
編成長 41.3 m
全長 Mc:20,800 mm Tc:20,500 mm
全幅 2,800 mm
全高 Mc・M:4,150 mm Tc・T:4,135 mm
台車 積層ゴムブッシュ軸箱支持方式ボルスタレス台車 KD316 (Mc) KD316A (Tc)
主電動機 かご形三相交流誘導電動機
三菱電機 MB-5137A
主電動機出力 185 kW / 1,050 V
歯車比 6.31
編成出力 740 kW (2両)
制御方式 2レベルPWM制御IGBT型VVVFインバータ方式 1C2M方式
備考 電算記号:YT
標準軌線に較べるとそれ程、高速走行区間が多いわけでは無く、急勾配もないことから性能は敢えて低めに設定されました。
営業運転は2010年6月19日から開始されました。2編成とも塗装変更は完了しており、所属は古市検車区です。
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