2018年3月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その3 特急車両 16010系
2018年3月の関西旅行、近鉄特急の話題、今回は16010系です。 16010系という系列番号、どこかで聞いたことがあったと思ったら、元西武の初代レッドアロー5000系が富山地方鉄道で名乗っている系列番号でした。
近鉄南大阪線用の特急車両16000系の最終増備車両として1981年に2両編成1本が製造されました。当時製造中だった標準軌線用の30000系や12410系に準じて、前面貫通扉にカバーを装備し標識灯も同じデザインとしましたが、側面の行き先表示器は装備せず、前面の塗り分けも16000系と同じものとなっていました。
最大幅は16000系同じですが、屋根は高く設定され、エアコンのキセは30000系や12410系と同じタイプとなっています。
主要諸元
最高運転速度 110 km/h
起動加速度 2.3 km/h/s
減速度(常用) 4.0 km/h/s
編成定員 128名(新製時)
全長 20,500 mm
全幅 2,740 mm
車体高 3,860 mm
台車 KD-89
主電動機 三菱電機 MB-3082-A 出力 135kW
駆動方式 WNドライブ 歯車比 6.13
編成出力 540kW
制御装置 抵抗制御 型式:MMC-HTB-10F
制動装置 電磁直通ブレーキ (HSC-D) (抑速・発電制動付)
保安装置 近鉄型ATS、列車選別装置、列車無線装置
最初の改造工事は1997年に施工されており、11400系の廃車発生品を流用したリクライニングシートに交換されました。2001年12月に車体更新が行われ、デッキの設置と車販準備室の撤去がなされ、定員が変化しました。2度目の更新(B)は2014年8月に施工され、ク16111の運転台後方に喫煙室が設置されました。
塗装変更も2016年9月に行われました。
配置は古市検車区です。
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