2018年3月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その3 特急車両 12410/12600系
2018年3月の関西旅行、近鉄特急の話題、今回は12410系もしくは12600系です。近鉄特急の標準車”サニーカー”と言われる系列で、12400系が1977年に、12410系が1980年に、12600系が1982年に登場しました。外観的には3系列の中で12400系は前面下部の標識灯の形態が異なっており、容易に識別可能なのですが、12410系は当初、2M1Tの3連で登場したものの、5本目の最終編成はT車を組み込んだ4連となり、それまでの4編成も4連化され、最初から4連で登場した12600系(4連2本)とは床下機器の配置でしか外観的区別はそう容易ではないようです。
しかし、12410系と12600系はトイレの配置が違うこと
12410系 ←大阪・京都 樫原神宮前・賢島→
モ12410 サ12560 モ12460 ク12510
CON, P P, CON MG, CP
41.0 35.0 41.0 36.5 (t)
定員 64 72 64 64
車内設備 洗面・トイレ 洗面・トイレ
車販準
と京都方クモハと橿原神宮前方から2両目のモに設置されているのに対して
12600系 ←大阪・京都 樫原神宮前・賢島→
モ12600 サ12750 モ12650 ク12700
41.0 36.0 41.0 36.0 (t)
定員 68 68 64 64
車内設備 洗面・トイレ 洗面・トイレ
車販準
とのことで、田原本駅を通過する列車の写真をよく見ると
2018/3/24 京都行き特急
京都側の先頭車モ12410形と3両目のモ12460形にトイレがあること(窓の配置と床下機器から判断して)、さらに2015年から12400系と12410系ではク12510形に喫煙室設置工事がなされており、4両目の運転席側からの窓が一つ無いのはそのためではないかと推察し、12410系と判断しました。
さらに2014年8月12日の名古屋線の旅、桑名で撮影した写真は12600系かも知れません。
追記:2編成の12600系は2018年4月1日時点では12601Fが旧塗装で、6月25日(イカロス出版の私鉄車両年鑑発売日)の時点では2編成とも新塗装になっているとのことです。
車両の所属は 12410系 5編成のうち、12411~12414が東花園車庫、12415が 富吉車庫 12600系 2編成は富吉車庫です。
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