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2018年10月31日 (水)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その5 一般型車両 大阪線 2610系

近鉄大阪線の一般型車両、長距離運行を担う急行向けの車両として1970年にはトイレ付、オール固定クロスシート車の2600系がデビューしました。4扉オールクロスシートはわが国初でシートはビニール地、扉付近には補助席がありました。腰羽目はロングシート車より50mm低く設定され、展望を良くしてありました。4連2本、2連2本が製造され、各1本ずつ大阪線、名古屋線に配置され、阪伊、名伊、名阪急行に使用されました。さらにこの2600系を1971年、冷房付きで登場させたのが2680系でした。電装機器は初代ビスタカーからの流用で、3連2本が大阪線に登場し、快速急行・急行を中心に運用されました。1979年2610系と同じ座席に改装され、名古屋線に転属しました(2017年9月19日の記事)。この中から2683Fが先日の3代目鮮魚列車用編成となりました。

2610_2611_180324 2018/3/24 今里 2611F

2610_2719_181005 2018/10/5 大阪上本町 2619F

2610系は2600系などの量産車として1972年から1976年にかけて2200系などの置き換え用として4連17本が製造されました。シートはモケット張りになり、補助席は廃止され、シートピッチが改良されましたが、1988年に3扉転換クロスシートの5200系が登場すると見劣りするため2680系とともにロングシート車に改造されました。そして1996年から1997年にかけて2621・2626・2627Fの3編成が試験的にL/Cカーに改造されました。

2610_2722_180324 2018/3/24 大和八木 2622F

2611Fから2620F,2622Fから2625Fまでの14編成が明星区に所属し、大阪線の急行・準急を担当し、L/C改造3編成の2621F、2626F,2627Fが名古屋線用に富吉区に配置となっています。

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2018年10月30日 (火)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その5 一般型車両 大阪線 2430系

昨日の2410系に続き、1971年と1973年に大阪線・河内国分以東の準急用として投入されたのが2430系でした。当初は2410系の3連バージョンとして登場しましたが、その後の編成替えで2018年4月時点では

2430_2542_181005 2018/10/5 鶴橋 2連 ク2542先頭
2537 2431
2538 2432
2541 2441
2542 2442

2連 ク2530 モ2430 4本 2431F、,2432F、2441F、2442F 全て高安区

2430_2435_180324_21 2018/3/24 今里 モ2435 3連タイプ
2534 2454 2434
2535 2455 2435
2536 2459 2439
2540 2460 2440
2546 2466 2446
2547 2467 2447

3連 ク2530 モ2450 モ2430 7本 2434F~2436F、2439F、2440F、2446F、2447F 2434、2447は富吉区、2435から2440まで高安区、2446は明星区

2430_2438_180324 2018/3/24 今里 4連タイプ 2438
2531 2451 2551 2437
2532 2452 2552 2438
2533 2453 1977 2433
2543 2463 1976 2443

4連 ク2530 モ2450 サ2550 モ2430 4本 2437F,2438F、2433F、2443F 2433F と2443Fのサはサ1970形 全て高安区

異系列混成4連 ク2590 モ2450 サ1380 モ1200 2本 富吉区

(これらの編成に関しては名古屋線の部で載せます)。

となっています。

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2018年10月29日 (月)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その5 一般型車両 大阪線 2410系

近鉄・大阪線の一般型車両、昨日の1480系の増備車としてMcTcの2連では2400系1966年から登場し、この車両からマルーン1色塗装となりました。名古屋線に転属後、2003年に廃車となりました。1968年にはMcMTcの3連で2470系が登場しました。 2470系は旧エースカー10400系の廃車発生品の電動機と台車を流用した車両でこちらも後年名古屋線に転属し、2001年から2002年にかけて廃車されました。

系列番号が大きく1000飛んでいるのは、当時、大軌デポ1000形、後のモ1000形から始まった大阪線系統の車両系列番号が1100、1200、1300、1321、1400、1500、1521、1522、2000、1550、1560、2200、2227、2600、2250と使用されてたからでした。

2410_2517_181005 2018/10/5 鶴橋 2417F

2410_2523_181005 2018/10/5 鶴橋 2423F

これらの系列を引き継いで今日も健在なのが2410系と明日の記事で触れる2430系です。両車とも奈良線系統の8000系シリーズとよく似たスタイルで、大阪上本町~布施間の複々線区間では共演しています。

2410_2525_181005 2018/10/5 大阪上本町 2425F 
以上、3枚の写真は2連タイプが上本町方に連結されています。

2410系は1968年から1971年にかけて2400系の増備系列として2連モ2410+ク2510さらに増結用ク2590で登場しました。最大の特徴は通風効果を上げるために近鉄と三菱電機が開発したラインデリアを装備したことです。このために2400系に較べ屋根の高さが120mm低くなりました。側面の腰板の高さや框から上の窓の高さ等、さらに1971年製造の2427Fから車体幅が30mm広げられたことなどで、以後の通勤タイプの標準寸法車両となりました。製造番号が2431(2430系初号車)とダブルの避けるため、最終編成は2410+2510とされました。

2410_2429_181005 2018/10/5 鶴橋 2429F
一方、4連タイプは伊勢中川方に連結されています。

2001年にク2591が解体され、2006年に2411Fが電気検測車「はかるくん」(モワ24系)に改造された以外、除籍車両はなく、製造50年の強者となっています。

高安検車区に 2連 2410、2412~2428 4連 2429、2430
富吉検車区に 4連 ク2592、ク2593を先頭とする変則編成 が配置されています。

4連はク2510-モ2450-サ2550-モ2410 といった2430系の中間車を組み込んだ編成と増結用ク2590形、2430系中間車、モ1200形による両サイドの顔が異なる変則編成があります。

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2018年10月28日 (日)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その5 一般型車両 大阪線 1480系

近鉄・一般型車両の話題、今回から大阪線ですが、大阪線系統の新性能車の歴史は1952年から始まりました。ク1560形ク1564・1565を試験的にカルダン駆動方式に改造し、1450系とし、2両1ユニット方式、1C8M方式が試されました。いずれも我が国最初のものでした。

ク1560形は1952年ら1953年にかけて9両製造された20m片側3扉・ロングシート仕様、片運転台方式の車両で1928年から1949年にかけて製造された19-20m級3扉車体・150kW主電動機搭載の電動車2連に増結され、輸送力増強に貢献しました。1450系に改造されなかった7両のク1560形はその後1973年に名古屋線に転属、一部は運転台を撤去し、T車となり、最晩年は養老線で活躍し、前照灯2灯化も行われ1984年に全廃されました。

1450系に改造された2両はモ1451(旧1564)-モ1452(旧1565)となり、パンタグラフはモ1451に搭載されました。主電動機は高速軽量の三菱電機MB-3012-B(端子電圧375V時1時間定格出力80kW)が8台搭載され、端子電圧が下げられたことでフラッシュオーバーを抑制でき、高速域からの発電ブレーキも常用し易くなりました。このMM'ユニット方式は三菱と近鉄の卓越したアイデアで後の小田急2200形1957年国鉄101系、新幹線0系にも受け継がれました。

駆動方式はWNドライブでモーター重量をばね上支持とし、振動抑制、高速化、乗り心地の改善に寄与し、多段式・自動進段形単位スィッチ制御器(ABM)は弱め界磁も導入され、スムーズな加速と反応の速さがメリットでした。ブレーキは発電ブレーキが常用され、AR-D電空併用ブレーキ装置も装備され、大阪線の勾配区間走行に貢献しました。台車は以後近鉄で長らく採用されたスイスのシュリーレン社から技術導入して製作された円筒案内コイルバネ支持の「シュリーレン台車」が採用されました。従来の鋳鋼製の台車に較べて著しく軽量化されました。

1450系は1957年まで各種試験に用いられ、以後、他系列との併結が可能なように改造され、1975年には名古屋線に転属、末期は志摩線ローカルを任され、1985年に廃車となりました。

1957年3月21日の西信貴鋼索線再開、上本町~信貴山口間直通準急・普通用として登場したのが1450系の技術を受け継いで量産化された1460系でした。そして1959年には南大阪線6800系ラビットカー同様、片側両開き4扉、前照灯シールドビーム2灯式、奈良・京都線で紹介した8800系まで続いた通勤型のスタイルを確立した1470系2連5本が登場しました。

1480_1587_7603 1976/3 撮影場所不明 ク1587

1470系は出力が小さく、上本町~河内国分間の普通に限定使用されていたため、1961年から1966年かけて、大出力車として増備されたのが1480系です。

主要諸元

編成定員    520名
車両定員    Tc車:170名 M車:180名 Mc車:170名
車体幅    2,740  mm
車体高    Tc車 (ク1580形):4,037mm Tc車 (ク1590形):3,990mm M車:4,037mm Mc車:4,150mm
台車    Tc車 (ク1580形):KD-30C Tc車 (ク1590形):KD-58A M車・Mc車:KD-36C/KD-30B
主電動機    MB-3020D
制御装置    ABFM-171-15MDHA

モ1480(偶数、Mc) モ1480(奇数、M)とし、これにク1580もしくはク1590(4連化時)を連結しました。ク1581~1583はトイレ付き落成したため、団体専用列車や長距離列車にも使用されました。

さらにモ1482-モ1481-ク1591の3両は1989年に2代目鮮魚列車に改造されました。ク1591にはトイレが設置されました。2001年に現行の2683Fに代替され、廃車となりました。

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2018年10月27日 (土)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その5 一般型車両 大阪線 鮮魚列車

今回から、近鉄大阪線の一般型車両の話題に移りますが、最初に取り上げるのは伊勢・志摩で獲れた海産物を大阪で販売する魚介類行商人のために設定されている団体専用列車、近鉄名物の鮮魚列車です。

2680_2782_180324

2680_2684_180324_22018/3/24 今里

1963年9月21日のダイヤ変更から設定され、「伊勢志摩魚行商組合連合会」の行商人のための専用・貸し切り列車で一般乗客は乗車することが出来ない列車です。利用する際には乗車券(定期券)とともに近鉄が承認した会員証、鮮魚を運ぶための手回り品切符が必要となるそうです。

宇治山田と大阪上本町を結んでおり、停車駅は宇治山田駅 - 伊勢市駅 - 松阪駅 - 伊勢中川駅 - 榊原温泉口駅 - 伊賀神戸駅 - 桔梗が丘駅 - 名張駅 - 榛原駅 - 桜井駅 - 大和八木駅 - 大和高田駅 - 布施駅 - 鶴橋駅 - 大阪上本町駅で、現行ダイヤでは上りは宇治山田6:09発→大阪上本町8:57着。下りは大阪上本町17:15発→松阪19:33着となっています。

最盛期は200人を超える利用客がいたそうですが、自動車の普及、高齢化、後継者不足などで2008年の時点で50名ほどに、現時点ではもっと減っているかもしれません。

車両は最初、2200系初代1400系などの一般車両やそれらを用途変更・改番した荷物電車が使用され、1970年代後半から1989年までは600系(2代目)(1983年に改番)が使用され、1989年から2001年まで通勤用1480系を改造した1481系が使用され、2001年11月19日から今の急行用2680系を専用車に改造した2683Fが使用されています。配置は高安検車区です。因みに運用時の待機は大阪では高安検車区、三重では明星検車区となっています。

151219 2015/12/19 土浦 行商人が柳行李を置き、背負うのにちょうどよい高さに設定されており、普通に腰掛けるには座板が高すぎるベンチ

かつては日本全国で行商列車が見られ、常磐線などでも休日の早朝などに上り列車に乗ると行商集団に出くわすことがあり、土浦や荒川沖などの駅では荷物を置くための少し高めの荷台などが数年前まではホームにありましたが、最近は見かけなくなりました。

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2018年10月26日 (金)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 奈良・京都線9820系

昨日の9020系の6連版が2001年から2008年に登場した9820系です。5820系のロングシートバージョンとも言えます。

9820_9321_181005

9820_9721_181005_21 2018/10/5 鶴橋 9821F

9820_9322_181005
9820_9722_181005 2018/10/5 大和西大寺 9822F

ク9720 モ9820 モ9620 サ9520 モ9420 ク9320 といった構成です。

制御機器のメーカーは9821F、9823F 、9825F~9828Fは三菱電機、9822F、9824F、9829F、9830Fは日立製作所製です。

西大寺検車区に10編成が配置されています。今のところ大阪線には投入されていません。

これで近鉄奈良・京都・橿原線等で活躍中の全系列の紹介を終わりますが、関東の私鉄と較べて感じることは近鉄の場合、系列の分類が非常に細かいこと、そしてひとつひとつの系列に属する車両数が少ないこと、固定編成長をみても6両固定編成が最長で8両や10両はないことが特徴です。これは首都圏と関西圏の人口集中度の違いを反映していると思いますが、路線長的には日本最大の私鉄である近鉄も車両総数では1915両で関東の東武鉄道の1917両より少なく、最大の東京地下鉄の2728両に較べると2/3程度ということです。

近鉄一般車の話題はまだまだ続き、次は大阪線です。

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2018年10月25日 (木)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 奈良・京都線9020系

近鉄奈良・京都線に登場した「シリーズ21」、第3弾は2連ロングシート車9020系でした。登場は奈良・京都線用が2000年から2008年で、大阪線用は2003年でした。

9020_9024_181005_2 2018/10/5 鶴橋 9024F

9020_9026_180324_2 2018/3/24 大和八木 9026F

モ9020 ク9120

主要諸元

最高運転速度    奈良・京都線:105 km/h 大阪線:110 km/h 阪神線:106 km/h
編成定員    282名
車両定員    141名
編成長    41,440 mm
台車    Mc車:KD-311形 Tc車:KD-311A形
主電動機    三菱電機製MB-5085A
主電動機出力    185 kW
編成出力    740 kW
制御装置    三菱電機製MAP-194-15-VD86
日立製作所製VFI-HR-1420A
保安装置    近鉄型ATS・阪神型ATS
備考    電算記号:EE(奈良線用)EW(大阪線用)

9020_9131_181005 2018/10/5 鶴橋 9030F 2連3本併結のブツ3編成

9020_9139_180324 2018/3/24 布施 9039F

奈良・京都線用には19編成在籍し、東花園検車区に全編成が配置されています。

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2018年10月24日 (水)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 奈良・京都線5820系

近鉄奈良・京都線に3220系に続いて登場したシリーズ21編成はL/Cカーの6連版、5820系でした。

5820_5321_180324_21 2018/3/24 今里 5821F

5820_5322_180324 2018/3/24 今里 5822F

ク5720 モ5820 モ5620 サ5520 モ5420 ク5320

L/Cカーとしての基本コンセプトは5800系を引き継ぎ、走行機器性能はIGBT素子によるインバーター制御器を搭載した3220系に準拠したものとなっています。ちなみにかつて近鉄車両では日立製インバータと三菱製インバータ搭載で系列が分かれていましたが(1220系と1420系)、5820系では混在しており、5825Fと5852Fが日立製、あとは三菱製となっています。

5820_5724_180324 2018/3/24 生駒 5824F

5820_5724_180324_2 ク5724の車内 クロスシートモード

5820_5725_181005 2018/10/5 鶴橋 5825F

主要諸元

最高運転速度    奈良線・京都線:105 km/h 大阪線:110 km/h 阪神線:106 km/h
編成長    124,320 mm
全長    20,720 mm
全幅    2,800 mm
全高    4,150 mm
車体高    4,110 mm
車体    アルミニウム合金
台車    積層ゴムブッシュ片側軸箱支持式ボルスタレス台車 Tc車:KD-311A M車:KD-311
主電動機    三相交流かご式誘導電動機 型式:MB-5085A
主電動機出力    185 kW
駆動方式    WNドライブ 歯車比    6.31 (16:101)
編成出力    2,220 kW
制御方式    IGBT素子VVVFインバータ制御
制御装置    三菱製:MAP-194-15VD86 日立製:VFI-HD-1420A
制動装置    電気指令式空気ブレーキ (KEBS-21)(回生・抑速・保安ブレーキ付)
保安装置    近鉄型ATS、阪神型ATS(奈良線所属車のみ)、列車選別装置、列車無線装置
備考    電算記号:DH(奈良・京都線)DF(大阪線)

登場は奈良線用5編成が2000年、大阪線用2編成は2002年に登場し、番号は50番台となりました。

西大寺検車区に6連5本が配置され、5800系、9820系などと共通運用となっています。

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2018年10月23日 (火)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 奈良・京都線3220系

近鉄奈良・京都線に21世紀に向けて通勤型電車のあるべき姿として、「人に優しい」「地球に優しい」をコンセプトに設計され、2000年3月から投入されたのがシリーズ21でその第一弾が今回紹介する3220系です。

3220_3723_181005 2018/10/5 大和西大寺 3223F

京都市営地下鉄烏丸線直通運転用に3200系に次いでの投入でスタイルもそれまでのVVVF 車から大きく変わり、塗色は上半分がアースブラウン、下半分がクリスタルホワイトとなり、塗り分け線の位置にサンフラワーイエローの細い線が入れられました。

主要諸元

最高運転速度    近鉄奈良線・京都線:105 km/h 地下鉄烏丸線:75 km/h
全長    20,500 mm
全幅    2,800 mm
全高    4,110 mm
車体    アルミニウム合金
台車    KD-311形
主電動機    MB-5085A
主電動機出力    185 kW
駆動方式    WNドライブ 歯車比    6.31
編成出力    2,220 kW
制御方式    IGBT素子VVVFインバータ制御
制御装置    日立製作所製VFI-HR-1420A
制動装置    電気指令式空気ブレーキ (回生・保安ブレーキ付)
保安装置    近鉄型ATS CS-ATC
備考    電算記号:KL

編成は京都・難波方から

ク3720 モ3820 モ3620 サ3520 モ3220 ク3120 の6両編成で3221F~3223Fの3編成が製造されました。

従来の車両に較べ、軽量化とデザインの合理化が図られています。一般型では初のIGBT素子のVVVFインバータ制御装置が搭載され、製造も従来の近畿車輛ではなく日立製作所製となりました。

制動装置は電気指令式ブレーキ、KEBS-21ですが、読替装置が搭載されていないため他系列との併結は出来ません。

他のシリーズ21と較べ3220系は前面が曲面ガラスを使用した非対称・非常口付きである点が異なります。

配置は3編成とも西大寺検車区です。

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2018年10月22日 (月)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 奈良・京都線5800系

近鉄大阪線のように乗車時間の長い路線では無料急行運用用として1970年から1971年にかけて2600・2680・2610系のような4扉固定式クロスシート車が投入されていました。ただ、これらの車両は座席のシートピッチが短く、乗客には不評で順次、ロングシートに改造されてしまいました。

その後、2017年10月2日記事でも紹介しましたが2610系2621Fをロング・クロスシート転換可能なL/Cカーに改造し、投入したところ好評を博したため、1997年8月から量産・投入されたのが今回ご紹介する5800系です。

5800_5301_180324_21 2018/3/24 今里 5801F 正面にはL/Cカーのステッカーが貼ってあります。

5800_5801_laurel_prize_180324 同編成には1998年度 ローレル賞のプレートが貼ってあります。

MT2両1ユニット方式で、奈良方から
モ5800 サ5700 モ5600 サ5500 モ5400 ク5300 の6連で、

5801~5805の5本が西大寺検車区に配置されています。

5800_5302_181005 2018/10/5 大和西大寺 5802F
同編成は3度目のアートライナーとして2014年4月29日からデポ1形復刻塗装となりました。

5800_5803_181005 2018/10/5 鶴橋 5803F

5800_5804_180324 2018/3/24 5804F 車内

5800_5304_180324

2018/3/24 今里 5804F

5800_5805_181005_31 2018/10/5 鶴橋
奈良・京都線配置の5800系は阪神線乗り入れ対応車となっています。

因みに大阪線には5311F、5312Fの2本、逆向きが高安検車区に、名古屋線にはク5300 モ5600 サ5710 モ5800の逆向き4連5812F 1本が富吉検車区に配置されています。

5800系以降に登場した車両はIGBT素子インバータ制御となり、シリーズ21に移行しました。奈良・京都線では1981年に登場した8810系以来続いて来た顔も5800系が最後となりました。

因みに、この顔もよくよく見ると車体の連結器の凹みの深さが8010系9200系の時代は浅いのに対して、それ以降の車輌では深くなっているのが分かります。9200系の側面の当初の3連と、増備車の下部ラインのズレに見られる車体形状の変化に相当しているのかと思います。

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2018年10月21日 (日)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 奈良・京都線1031系

近鉄奈良・京都線に登場した日立製VVVF制御器、4・6連タイプ、一般型車両の話題、今回は1031系です。

1031_1032_181005 2018/10/5 大和西大寺 奥の方の編成が1032F
生駒線のみならず京都・橿原線の運用にも入っています。

1026系と較べ、台車も走行機器も変わらないのに、系列名が分けられているのは生駒線用にワンマン対応改造されているためとのことです。改造内容はクーラーキセに車外スピーカーを設置したことでした。

1031_1133_180324_2 2018/3/24 王寺

この改造により、1020系として登場した系列は1021系、1026系、1031系に分かれ、1020系という系列名は消滅しました。

モ1031 サ1181 モ1081 ク1131 の4連で4編成(1031~1034)からなる系列です。

配置は4編成とも西大寺検車区です。

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2018年10月20日 (土)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 奈良・京都線1026系

近鉄奈良・京都線に投入された日立製VVVF制御、4・6連の系列の話題、昨日の1021系に続いて1993年9月に登場した系列が1026系です。

1026_1026_181005_21

2018/10/5 鶴橋 1026F 6連 1030Fの中間車を組み込んで6連化

1026_1127_180324_21
2018/3/24 今里 1027F 6連

系列が分けられたのは台車がボルスタレスのKD-306(M)、KD-306A(T)に変更になり、Tc/T車のディスクブレーキは1軸1ディスクに、補助電源装置がSIVの484Qに変更になったためです。

6連 モ1026 サ1176 モ1076 サ1196 モ1096 ク1126 1026~1029 4編成

4連 モ1026 サ1176 モ1076 ク1126             1035     1編成

5編成とも西大寺検車区配置です。

1026_1035_181005 2018/10/5 大和西大寺 1026系、唯一の4連 1035F

1030Fは先日の記事にあるように、中間車2両が1026Fの6連化で組み込まれ、先頭車は1277Fとなりました。1031F~1034Fは1031系と明日の記事で紹介する別系列になっています。

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2018年10月19日 (金)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 奈良・京都線1021系

近鉄奈良・京都線に投入された日立製VVVF制御車の話題、今回からは4連、6連の系列です。最初は1991年に登場した1021系です。

1021_1121_180324 2018/3/24 王寺 1021F

1021_1022_180324 2018/3/24 生駒 1022F

1021_1123_180324 2018/3/24 平群 1023F

1021_1025_181005 2018/10/5 大和西大寺 1025F

生駒線ワンマン仕様ではありますが、京都線・橿原線での運用もあります。

モ1021 サ1170 モ1070 ク1120 

の構成で2両を1ユニットとした編成が5本(1021~1025)製造されました。

現在、西大寺検車区に配置され生駒線用ワンマン対応となっています。

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2018年10月18日 (木)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 奈良・京都線1252系

他の鉄道会社なら日立製VVVF車2連の系列で1220系としてしまうところを系列番号まで細かく区分するのが近鉄の近鉄たる所以なのかもしれませんが、昨日の1249系に続いて奈良・京都線に1993年3月登場したのが1252系です。

1252_1252_181005_2 2018/10/5 田原本 1252F

1252_1262_181005 2018/10/5 鶴橋 1262F

装備的変更は踏面清掃装置の省略と1軸1ディスクのディスクブレーキをTc車に採用したボルスタレス台車のKD-306型の装着でした。

1252_1372_180324 2018/3/24 今里 1272F

1252_1277_181005 2018/10/5 鶴橋 1277F
1277Fは当初、4連の1030Fとして製造されましたが、2002年、中間車サ1180・モ1080をサ1196、モ1096に改番し、1026Fに組み込み6連化されました。その残りの先頭車2両モ1030、ク1130が改番され、モ1277、ク1377となったものです。

モ1252 ク1352

西大寺検車区に1252、1258、1262~1264、1270の6編成
東花園検車区に1271~1277の7編成が配置されています。

面白いことに1253、1255、1256、1257、1260は1253系として別系列で、1254も単独で1254系となっており、1259、1265~1269は1259系、これらは大阪線、名古屋線で活躍中です。まさにこの辺が近鉄の系列のややこしいところです。

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2018年10月17日 (水)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 奈良・京都線1249系

昨日に続いて近鉄の1980年代後半から1990年代前半にかけてのVVVF車の話題です。

奈良線・京都線関係では1233系に続いて増備された2連が1249系で、1992年2月に登場しました。変更点は補助電源がMGのHG-77463(70kVA)からSIVのBS483Q(70kVA)になったことでした。車内では運転席後方に車椅子スペースが設置されました。

1249_1250_181005 2018/10/5 大和西大寺

モ1249 ク1349

2両編成3本が製造され、現在1249、1250、1251の3編成とも西大寺検車区配置となっています。

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2018年10月16日 (火)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 奈良・京都線1233系

奈良・京都線の一般型車両の話題、1986年、VVVF制御車として3200系が京都市営地下鉄相互乗り入れ用に登場した後、1984年からの1420系によるGTOサイリスタ素子によるVVVFインバータ制御の試験運用を受けて、1987年3月から大阪線に投入されたのが1220系でした。ただ、この系列は2両編成3本のみ製造され、以降は標準軌全線共通仕様の1230系に移行しました。標準軌全線共通仕様とは車体設計を共通化し、大阪・名古屋線と奈良・京都線間で車両転配を円滑に行えるように、機器類の配置を可能な限り共通化した仕様です。この辺の歴史は以前、名古屋線の記事でも紹介しました。

1233_1233_181005 2018/10/5 京都 1233

1233_1234_181005_21 2018/10/5 大和西大寺 1234

1233_1337_180324_21 2018/3/24 今里 1337

今回、紹介する1233系1989年7月に登場した系列で車体は新アルミ材を採用し、台車もKD-96B(電動車)、KD-96C(付随車)を履いています。

1233_1244_181005 2018/10/5 田原本 1244 西大寺区配置

主要諸元 1230系シリーズ

車両定員    149名
自重    38.0 t (Mc車) ・31.0 t (Tc車)
編成重量    69.0 t
車体高    1231F・1232F:4,050mm 1233F以降:4,030 mm
台車    Mc車:KD-96/KD-96B/KD-306B/KD-306H Tc車:KD-96A/KD-96C/KD-306A/KD-306I
主電動機    MB-5035A MB-5035-B
歯車比    5.73
制御装置    日立製VF-HR-123
保安装置    近鉄型ATS
阪神型ATS(1271F以降)
備考    電算記号:VC(大阪・名古屋線)VE(奈良・京都線)

モ1233 ク1333 11編成が奈良・京都線 4編成が名古屋線

配置は1233~1237 東花園区 1238、1239、1241、1244~1246 西大寺区 1242、1243,1247、1248 富吉区 です。

富吉区配置車両に関しては名古屋線の記事で紹介済みです。

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2018年10月15日 (月)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 奈良・京都線3200系

3200系は京都線と京都地下鉄烏丸線との相互直通運転に備えて1986年に登場した系列で8010系やこの後に登場した1021系などとは異なる独自の顔を持っての登場となりました。

3200_3106_180324 2018/3/24 今里

登場時は4連7本で、京都、奈良、橿原、大阪、名古屋の標準軌区間ならどこでも走れる全線共通車体のプロトタイプとして、さらに近鉄初のVVVFインバータ制御、アルミ合金車体、以後の標準塗装となったシルキーホワイト/マルーンレッドのツートン塗装の系列でした。1987年に中間車が増備され、6連となりました。

3200_3107_180324 2018/3/24 今里

ク3100 モ3200 モ3400 サ3300 モ3800 ク3700   下線が1987年に増備された中間車

3200_3101_181005 2018/10/5 田原本

主要諸元

最高運転速度    近鉄奈良線・京都線:105 km/h
地下鉄烏丸線:75 km/h
全長    20,500 mm
全幅    2,800 mm
全高    4,040 mm
車体    アルミニウム合金
台車    M車:KD-93/KD-93B Tc車・T車:KD-93A/KD-93C
主電動機    三菱電機MB-5014-A2 MB-5023A
主電動機出力    165 kW
駆動方式    WNドライブ
歯車比    5.73 (86:15) 6.31 (101:16)
編成出力    1,980 kW
制御方式    GTO-VVVFインバータ制御
制御装置    三菱電機製MAP-174-15VD10
制動装置    電気指令式空気ブレーキ (回生・保安ブレーキ付)
保安装置    近鉄型ATS CS-ATC
備考    電算記号:KL

3200_3102_181005 2018/10/5 大和西大寺

他編成と併結を行わない前提から電気指令式ブレーキを採用し、奈良線走行時の非常時を考慮してブレーキ読替装置を装備していますが、連結器は電連なしの密着連結器となっています。運転台はデスクタイプの横軸2ハンドルマスコンが採用されました。

アルミ合金車体のために8810系と比較して、1両あたり約4t軽量化されました。

2007年1月から2009年2月にかけて全編成にバリアフリー対応改造、内装を中心とした車体更新工事が行われました。現座、7編成とも西大寺検車区に配置されています。

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2018年10月14日 (日)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 奈良・京都線9200系

10月5日の記事で触れた8810系はそれまで奈良・京都・橿原線系統に登場した8800系から大きくモデルチェンジした界磁チョッパ制御方式の車両でした。

近鉄の車両系列名は編成の両数が変化しても大きく変わり、8810系の4両編成に対して、2両編成版は9000系、3両編成は9200系となりました。

9000系2017年10月3日の記事で触れましたが、1983年に2両編成8本が製造され電算記号FEとして奈良線に配置されましたが、2003年から2006年にかけて全編成が方向転換の上、名古屋線に配置換えとなりました。電算記号はFWになりました。今回の旅行でも名古屋線でその活躍する姿をよく見ました。 この系列については名古屋線の9000系として後日、再度触れます。

9200_9304_180324 2018/3/24 大和八木 京都・橿原線で活躍する1編成だけ残った9200系
後から2両目の車両が後に4連化のために増備されたサ9310形9314

一方、9200系1983年に京都線の3両編成需要に対応するために4本が製造され、途中で中間車が増備され、4両編成となった系列です。

←京都 モ9200(偶数Mc) モ9200(奇数M) サ9310(T、旧サ9350) ク9300(T) 

といった構成で1991年に京都線の長編成化でサ9350形(現在のサ9310形)が4両新造され、4連化されました。

増備された中間車のサ9350形は1020系のサ1170形同一設計のアルミ合金製車体となっており、サイドから見ると車体のラインが揃っていないのが分かります。

主要諸元

自重    モ9200形:39.5t ク9300形:35.0t
車体高    モ9200形・ク9300形:4,055mm サ9310形:4,030 mm
台車    Mc車・M車:KD-88 Tc車:KD-88A T車:KD-96C
主電動機    三菱電機複巻電動機
型式:MB-3270-A
編成出力    1,280kW

製造以来、4編成とも東花園区配置で電算記号はFB(偶数)後にFL50番台となりましたが、1~3編成は2006年6月から2007年1月にかけて方向転換の上、高安区に転属、大阪線用となりました。このときにサ9350形はク9320形との番号重複を避けるため、サ9310形に改番されました。2001年から2007年9月までにサ9310形を除いた車両は車体更新を完了しました。

大阪線9200系についても後日、再度触れる予定です。

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2018年10月13日 (土)

西武101N系 259F 赤電塗装に

近鉄一般型車両の話題はまだまだ続きますが、今回は10月10日に武蔵ヶ丘車両検修場を出場し、白塗装から247Fに続いて二本目の赤電塗装になった259Fの話題です。

12日金曜日、つくばから小平に戻る途中、萩山駅で撮影しました。

Dsc06674 2018/10/12 萩山
高田馬場から2605レ急行本川越行きに乗り、小平で上石神井始発の5305レ拝島行きに乗り換え、萩山に到着後、西武遊園地方面からやって来たのは20000系8連20157Fの5506レ西武新宿行きでした。20000系を多摩湖線で見るのもレアな感じです。

Dsc06676
続いて257Fの国分寺行き、さらに6416レになる伊豆箱根塗装の261Fが電留線から出場

スマホアプリの”西武鉄道アプリ”で線区別の列車位置情報を教えてくれますが、101N系の塗装バラエティに関しては現在のところ、多摩川線も多摩湖線も情報がありません。

Dsc06683 続く、6012レはオール電動車の263F

あとは国分寺からの6011レが259Fなら”当たり”ですが、

Dsc06686
Dsc06687

Dsc066892018/10/12 萩山

Dsc06690
Dsc06692 折り返し6016レの萩山到着を撮影後

Dsc06693 一橋学園まで乗車しました。

259Fの赤電塗装化で、残る白色塗装は245F 、253F、257Fの3本となりました。果たしてこれらの編成の塗装は今後どうなるのか、新たなパターンが登場するか、あるいは伊豆箱根、赤電のように2本目が登場するのか興味があります。

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2018年10月12日 (金)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 奈良・京都線8600系

近鉄、奈良・京都・橿原線関係で活躍中の丸型車体の8000系シリーズの話題、今回は8600系です。10月4日の記事で触れましたが、4連20本が東花園検車区に、6連1本が西大寺検車区に配置されています。

6連 モ8600 サ8150 モ8650 サ8150 モ8650 ク8100  8619F

4連は 両端がクの ク8150 モ8600 モ8650 ク8100 と
             モ8600 サ8150 モ8650 ク8100 の2つのタイプがあります。

8600_8119_181005 2018/10/5 田原本 8600系、唯一の6両編成
橿原線の運用に入っていました。

8600_8103_181005 田原本
8601,8602、8603、8612と4本からなるクモモク タイプの4連の1本は樫原線で見かけました。

8600_8106_8114_181005 大和西大寺

8600_8107_181005 鶴橋

8600_8108_181005 平端

8600_8115_181005 田原本

8600_8116_181005 石見

8600_8118_181005 橿原神宮前

一方、16本ある多数派のモサモク タイプの編成は写真のように、奈良、京都、橿原線で活躍しているのが分かりました。

奈良線、京都線等で活躍中の8000系シリーズはこれで終わりますが、同スタイルの車両は大阪線、名古屋線でそれぞれ活躍しており、狭軌の南大阪線でも活躍中です。

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2018年10月11日 (木)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 田原本線100周年アートライナー

今年3月の関西旅行と10月の関西旅行で撮影した近鉄奈良・京都線関係で活躍する8000系シリーズの話題、昨日に続いて8400系3連からです。

8400_8409_181005
8400_8309_181005 2018/10/5 西田原本
8400_8409_181006_2
8400_8409_181006_6 2018/10/6 新王寺

現時点で最も若番の8409編成は今年4月26日田原本線開業100周年なので、記念事業の一環として当時の600系を模したダークグリーンの塗装に変更され今年7月18日から営業運転に就いています。ちなみに近鉄ではこういった特別塗装編成をアートライナーと呼んでいます。

8400_8411_181006_21 2018/10/6 新王寺

8400_8412_8413_181005 2018/10/5 西田原本

8400_8414_181006_7
8400_8314_181006_3 2018/10/6 新王寺
一方,8414Fは当時の820系を模したマルーンレッドに銀帯の塗装となり、2018年4月1日から営業運転に就いています。

8400系3連 モ8400 モ8450 ク8300 8409, 8411, 8412, 8413, 8414, 8415, 8416 の7本が西大寺検車区に配置されており、ワンマン運転対応改造済みで田原本線に投入されています。3月には一部の編成に大阪難波や布施で遭遇しましたが、今回はもっぱら田原本線内での遭遇でした。

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2018年10月10日 (水)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 奈良・京都線8000/8400系

先週の大阪・京都・滋賀・三重・愛知旅行で撮影した写真を含めて、もう少し奈良・京都・橿原線および各支線の8000系シリーズを見てみようと思います。

まず、最古参8000系はかつては208両の最大両数を誇った系列ですが、現在は東花園検車区に
4連 ク8710 モ8000 モ8210 ク8500  が7本
3連 モ8000 モ8250 ク8500 が2本 配置されています。

8000_8590_181005 田原本

8000_8583_181005 平端 天理線内運用

8000_8729_181005 大和西大寺

4連は3月には今里で遭遇しましたが、今回は鶴橋では遭遇せず橿原線や天理線内運用で遭遇しました。

8000_8578_181005 ファミリー公園前

8000_8578_181005_2 橿原神宮前

3連も3月には今里で遭遇しましたが、今回は鶴橋で遭遇することはなく、橿原線ファミリー公園前、橿原神宮前で遭遇しました。

8400系は東花園検車区に
4連 ク8350 モ8400 モ8450 ク8300 が6本
西大寺検車区に
3連 モ8400 モ8450 ク8300 が7本 配置されており、

8400_8306_181005 田原本

8400_8308_181005 大和西大寺

8400_8356_181005 田原本

3月には生駒線で見かけました。今回は生駒線は覗いていないので不明ですが、橿原線で見かけました。

3連に関しては、田原本線運用に投入されており、同線100周年のアートライナーとともに明日の記事で触れる予定です。

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2018年10月 9日 (火)

2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 奈良・京都線8800系

今年3月の関西旅行、2日目は昨夏の四日市を拠点とした愛知・三重旅行で重点的に撮影した近鉄車両の近畿版といった位置づけでした。

最初は特急車両を系列番号の大きい方から紹介し、続いて一般型車両を奈良・京都線関係から登場順に紹介して来ました。いわゆる、8000系シリーズ丸型車体の最終版の8800系は生憎撮り逃がしておりましたが、先週の大阪・京都・滋賀・三重・愛知旅行で撮影することが出来ました。

8800_8903_181005 2018/10/5 大和八木から田原本に向かう車内から

最初、鶴橋で奈良線の車両を撮影して気づいたのは、並行する大阪線に較べ8000系シリーズの丸型車体の数が大阪線の1470系から始まる丸型シリーズに較べて少ないことでした。そこで恐らく京都、橿原線や支線が活躍の舞台かと思い、橿原線で狙ったら最初にすれ違ったのが8803Fでした。

前置きが長くなりましたが、8800系1980年8600系の制御方式を界磁位相制御方式に変更した試作的要素の強い系列で製造は4連2本に留まりました。此の後、登場した車両は先日の記事で紹介した8810系で車体形状も大きく変更されました。近鉄の車両で8800系のスタイルが最初に登場したのは1957年9月に南大阪線の6800系(ラビットカーという愛称が付けられました)でしたが、その歴史も23年で幕を閉じました。

8800_8903_181005_2 田原本 京都行き急行

  ク8900 モ8800 モ8800 ク8900
   8902     8802     8801     8901
      8904     8804     8803     8903

8800_8903_181005_3 実際、この日は終日、京都~橿原神宮前間の急行運用に入っていたようでした。

主要諸元

台車    KD-86
主電動機    MB-3064-AC
編成出力    1140kW
制御方式    界磁位相制御
制御装置    日立製作所 MMC-HTR-20E
備考    電算記号:FL

8800_8903_181005_4 大和西大寺

配置は2編成とも東花園検車区です。

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2018年10月 8日 (月)

速報版 関西地方旅行中 3日目

関西旅行3日目、最終日です。いつものように関西から如何に名古屋に抜けるか、今回は初めて伊賀鉄道を利用することにしました。

経路と時間は

1) 近江八幡5:25 ~草津5:42
Dsc06566 また夜の明けきらぬ近江八幡駅、下り1番列車に乗車
東海道線ですから、下りなんですが、分割民営化された今では、近江八幡から京都・大阪方面に向かうのは、上りではないかという気もします。

2) 草津6:14~柘植7:05
Dsc06568 途中、貴生川駅では信楽高原鐵道の車両が入線していましたが、車両は昨日の2連とは違い、昨日庫内にいた車両でした。
柘植までは大雨でした。

3) 柘植7:10~伊賀上野7:28

Dsc06572 関西本線、亀山~加茂間はホームは立派ですが、車両はキハ120軽快気動車の2連です。まさに関西本線がかつて名古屋~大阪間のメインルートだった時代の名残なんでしょう。
名古屋から関西に抜ける際、過去に数回利用しています。草津からの列車が到着したときには亀山から既に到着済みでした。ここから、伊賀上野まではICカードは使用出来ません。伊賀上野駅の改札でカード精算して貰うことに。

4) 伊賀上野7:34~伊賀神戸8:11
Dsc06576 伊賀鉄道は関西本線に乗車した際に、伊賀上野駅のホームの端に停車しているのを再三、目撃していましたが、今回初めて乗車しました。伊賀鉄道のホームはJRのホームの一部となっているので、カード精算の際に乗車証明書が渡されました。

元は伊賀電気鉄道が伊賀上野~名張(後の西名張)間を開業し、その後、大阪電気軌道に買収され、大軌伊賀線となり、長らく近鉄伊賀線でしたが、2007年10月1日、近鉄から分離され、「公有民営」伊賀鉄道となりました。現在、活躍中の車両は元東急1000系です。

5) 伊賀神戸8:22~伊勢中川9:00  でした。

Img_1014 伊賀神戸(いがかんべ)は大阪上本町からの列車も来ていますが、伊勢中川行きとしてやって来たのは名張発の2両編成でした。

その後、青山トンネルを越えて、三重県に、近江八幡から約3時間半で三重県の伊勢中川へ
近鉄大阪線のこの区間に乗車するのは2000年代初頭に大阪から名古屋まで特急に乗車して以来でした。三重県に入ると秋晴れの良い天気でした。

Dsc06630 ここで9:04発名古屋行き急行に乗り換え、伊勢若松へ、ここから分岐している鈴鹿線で平田町まで行ってみることへ。

Img_1074 続いて、近鉄四日市へ
10月6日にデビューした2013系イベント列車「つどいの新バージョン「足湯列車」、名古屋発湯の山温泉行きを撮影Img_1144

たまたま10:50頃、髙田本山駅構内で人身事故が発生し、上下線ともダイヤがかなり乱れていましたが、近鉄富田で名古屋線、そして三岐鉄道三岐線の列車を撮影しました。
その後、名古屋から新幹線で帰京しました。

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2018年10月 7日 (日)

速報版 関西地方旅行中 2日目

関西方面旅行、2日目朝台風の様子と米原のイベントが気になってWEBサイトをチェックすると台風による混乱を避けるとのことでイベントは中止になったことがわかりました。

それでも近江八幡から近江鉄道「1デイスマイルチケット」を購入して近江鉄道の旅をすることに。

Img_0851 2018/10/6 やって来たのは700系 あかね号でした。
この電車は高宮行きです。

Dsc06380 途中、八日市では800系のこんな車両を撮影し、

Img_0868 高宮では多賀大社からやって来たこんな塗装の800系に乗り換え、彦根へ

Img_0871 彦根でいろいろな車両を撮影した後、来た道を八日市まで引き返しました。

Dsc06412 八日市で、赤電塗装の822Fとも遭遇

ここで貴生川方面に乗り換え、貴生川に向かいます。貴部側に到着したときには台風の影響か土砂降りでした。前回、近江鉄道に乗ったときも台風で大雨でしたが。

Dsc06444 貴生川から信楽高原鐵道で信楽へ

Dsc06461 陶芸の里、信楽では陶器市も開かれていました。

Dsc06483 信楽駅の待合室には1991年5月14日の列車正面衝突事故の遺品などが展示され、安全運行の教訓とされていました。

再び貴生川まで戻り、JR草津線を草津へ、

Dsc06508
Dsc06512 草津ではEF651128が牽引するSL列車北びわこ号の12系客車と遭遇

昨日の田原本線の100周年電車、撮れなかったマルーンの8414Fを狙いに奈良線、関西本線で王寺まで行くことに

Img_0995
Img_0986
今回は8409F,8414Fともに運用に入っており、無事ゲット
上の写真の田原本線がJR線をオーバクロスするあたりにD51が保存されているのを前回乗車時に見ていたので、こちらも訪問

Dsc06547 草津線、関西本線などで活躍したD51895 号機が保存されていました。

帰りも奈良線経由で京都へ

Dsc06560 奈良線で活躍していたウグイス色の103系の姿はなく、阪和線から転入してきた205系と211系が活躍中でした。

というわけで、滋賀の近鉄こと近江鉄道、信楽高原鉄道、JR線で満喫した2日目でした。

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2018年10月 6日 (土)

速報版 関西地方旅行中 1日目

10月4日の木曜日、仕事が終了後、つくばから小平の家に戻り、1時間程度で夕食、荷物を纏め、東京駅鍛冶橋駐車場23:00発の夜行高速バスで関西に到着しました。今回のメインは6日7日に行われる米原駅そばの鉄道総合技術研究所で行われる「新幹線高速試験車両 公開イベント」に参加することです。

途中、東名高速道路の集中工事やそれに伴う迂回等で大阪梅田到着は所定時刻より、1時間遅れ、難波到着も同じくらいでしたが、初日は現在進行中の3月の関西旅行の近鉄の記事を補足するかの如く、

1) 近鉄大阪線のターミナル大阪上本町駅訪問

Dsc062922018/10/5 1,2番線は地下ホームで難波線のホームとなっており、神戸三宮と奈良を結ぶ奈良線の列車や大阪難波発の大阪線の特急が停車します。

Dsc06309 3~9番線は頭端式櫛形ホームで大阪線の列車が発着しています。

2) 鶴橋での今里方向に向かっての撮影

Img_0242
前回は早朝だったためもろ逆光となるため断念しましたが、鶴橋駅から今里駅方向を見て撮影するとこの写真のように左から奈良線下り、大阪線下り、奈良線上り、大阪線上りと線路が並び、大阪線の特急「アーバンライナー」が奈良線上り線に転線して大阪難波に向かうシーンが撮影できます。

Img_0473 一方、大阪難波発の「しまかぜ」もここで大阪線に転線します。

3) 橿原神宮前の台車交換、牽引車などの撮影

Img_0703
大阪線で高安検車区の横を通過した際に狭軌用の6000番台の車両とモト97/98の電動貨車がスタンバイしているのが見えたので橿原神宮前に来てみると既に到着後の入れ換えを行っているところでした。

Img_0669 ホーム脇(東側)の台車交換のための検修庫内には6203がいました。
橿原神宮前駅東側の側線に狭軌用車両の台車交換場所があり、ここで標準軌台車に履き替えて、台車は電動車に積まれ、車体は電動貨車に牽引されて、所定の検修場に向かいます。

4) 南大阪、吉野線特急「青の交響曲」を撮影

Img_0683 2018/10/5 橿原神宮前

6200系6221Fを改造した観光特急車両で1日2回、大阪阿部野橋~吉野間を往復します。時間も公開されています。

5) 田原本線100周年アートライナーの撮影、奈良線・京都線8800系の撮影

Img_0601 田原本線100周年を記念して、2本のアートライナーが登場したことは先日の記事で触れました。早速、狙ってみたところ8409Fは運用に入っていましたが8414Fとは遭遇できませんでした。

Img_0697 4連2本しか製造されなかった8800系ですが、今回は8803Fが京都・橿原線の運用に入っており、撮影できました・

5) 平端駅での天理線の撮影

Dsc06319

6) 大和西大寺駅での京都線、奈良線、橿原線の撮影 

Img_0725 大和西大寺駅は奈良線と京都線・橿原線が平面交差する駅で、4方向からの列車が行き来します。中でもこの3220系は京都地下鉄乗り入れ用車でマイナーな存在です。

などを沿線をぶらぶらしながら敢行しました。

台風の動きが気になりますが、近江八幡に宿を確保し、明日は米原の公開に合わせて、近江鉄道、信楽高原鐵道の撮影をする予定です。

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2018年10月 5日 (金)

2018年3月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 奈良・京都線8810系

近鉄奈良・京都線の一般車の話題、ここまで登場した系列は同線系統で最初の大型車体で登場した900系のスタイルを受け継いだ車両でした。大量増備された8000系に続き、その派生型として8400系、8600系が登場し、同じスタイルの最終増備系列は8800系でした。

8800系は1C8M方式、MM'ユニット方式が採用され、界磁位相制御による回生ブレーキが登場時から採用されました。1980年にク8900+モ8800+モ8800+ク8900の4連2本が登場しましたが、製造はこの2編成のみでした。2編成という小グループのためか、今回の遠征では記録できませんでしたが、近々近鉄車両を撮影する機会があるのでその機会に狙ってみようと思います。

8810系として、小刻みな系列番号の増加で1981年に登場した系列は界磁チョッパ制御、車体も大きくモデルチェンジし、以降シリーズ21が登場するまでの近鉄一般型車両の基本スタイルとなりました。以前に名古屋線の記事でも触れましたが、近鉄としてはこの界磁チョッパをメインと決定する前に1979年に電機子チョッパ方式の3000系ステンレス車を京都線地下鉄烏丸線相互乗り入れ用に試作とし、界磁チョッパ方式に関しては1981年2月1400系1401Fを大阪線に投入し、両方式の比較を行いました。その結果、1400系の界磁チョッパ方式が製作費、経済性などで勝り、8810系の登場に繋がりました。

8810_8915_180324

8810_8915_180324_21 2018/3/24 今里

主要諸元

最高運転速度    奈良線所属車:105km/h 大阪線・名古屋線所属車:110 km/h
減速度(常用)    4.0 km/h/s (非常)    4.5 km/h/s
車体長    20,720 mm
車体幅    2,800 mm
全高    4,150 mm
車体高    4,055 mm
台車    Mc車・M車:KD-88 Tc車:KD-88A
編成    4両編成
自重    ク8910奇数車:35.0t - 37.0t モ8810:39.5t - 41.0t ク8910偶数車:31.0t - 32.0t
主電動機    三菱電機複巻電動機 型式:MB-3270-A 出力   160kW
編成出力    1,280kW 
駆動方式    WNドライブ 歯車比    4.72
制御装置    日立製作所製界磁チョッパ制御MMC-HTR-20H
制動装置    電磁直通ブレーキ
保安装置    近鉄型ATS

2000年から2007年にかけて車体更新が行われ、現在の配置は
8811F 高安検車区 大阪線
8913F~8925F 東花園検車区 奈良・京都線

となっています。

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2018年10月 4日 (木)

2018年3月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 奈良・京都線8600系

奈良線・京都線などで活躍中の近鉄一般型車両の話題、今回は8400系に続く、8000系派生系列として1973年に初めて新製冷房車として登場した8600系です。

1979年までに4連20本、6連1本が製造されました。但し、8617Fに関しては最初2連で製造され、8000系の爆破事故被災車モ8059の復旧改造車サ8167と新製のモ8667を組み合わせ、4連としました。

8600_8609_180324_2 2018/3/24 橿原神宮前

 ク8150 モ8600 モ8650 ク8100
  8151      8601    8651    8101
   8152      8602     8652    8102
   8153      8603     8653    8103
   8162      8612     8662    8112

 モ8600 サ8150 モ8650 ク8100
  8604     8154      8654    8104
     |           |           |          |
   8607     8157      8657    8107
  8608     8158      8658    8108
  8609     8159      8659    8109
   8610     8160      8660    8110
   8611     8161      8661    8111
  8613     8163      8663    8113
    |           |           |          |
   8617     8177     8667     8117 
   8618     8168     8668     8118
   8621     8171     8671     8121
   8622     8172     8672     8122

モ8600 サ8150 モ8650 サ8150 モ8650 ク8100
  8619     8169     8670     8170     8669     8119

下線を付した車両は下枠交差型パンタ搭載車両

主要諸元

台車    KD-76
主電動機    MB-3064-AC
編成出力 2両編成:580kW 4両編成:1140kW
制御装置   
抵抗制御 型式:MMC-HTB-20C
界磁位相制御 型式:MMC-HTR-20E
電算記号:X(50番台)

8600_8111_180324_21 2018/3/24 今里

当初から貫通路上に方向幕が設置され、屋根は冷房装置装備のため8400系に較べ丸く高くなりました。増備の途中から設計変更が行われており、8610Fまではラインデリアがなく、1985年に扇風機が装備され、後にローリーファンに交換されました。8614F以降は、座席のひじ掛けが大きく湾曲したものとなり、2800系と同じシートが設置されました。1978年登場の8619Fは6両編成で登場したためサ8170にMGとCPが搭載され、モ8620とク8120は欠番となりました。

8600_8115_180324 2018/3/24 生駒

1982年、8601F, 8602F, 8603F, 8612Fの4編成が界磁位相制御に改造され、これら4編成のMcモ8600形は電装解除され、ク8150形にサ8150形は中間電動車化されモ8600形となりました。

1992年から1999年に車体更新が行われ、側面方向幕が設置され、2002年から車内の全面改装などの2度目の更新(B更新)が進められています。8617FはこのB更新の際に車齢の高いサ8167を編成から外しました。8600系の廃車は現時点ではこの1両のみです。

8600_8119_180324_21 2018/3/24 今里 8600系唯一の6連 8619F

4連20本が東花園検車区に、6連1本が西大寺検車区に配置されています。

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2018年10月 3日 (水)

2018年3月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 奈良・京都線8400系

近鉄一般型車両の話題、今回は8000系の派生系列として、1969年から1972年まで製造された8400系です。

8400_8313_180324 2018/3/24 大阪難波

8000系は2連、3連、4連、6連などの編成が登場しましたが、こちらは4連を基本とし、一部京都線などのために3連が登場しました。8000系の中で爆破事件で被災したク8559をモ8459として復旧させ、モ8409+モ8459+ク8309編成としました。

8400_8416_180324 2018/3/24 布施

時代的にはラインデリア車で登場し、1978年から冷房化工事が進められました。さらに同時に界磁位相制御化、8M1C化工事も行われました。

主要諸元

編成    2・3・4両編成
台車    Mc車:KD-64/KD-73 T車:KD-64A M車:KD-64/KD-73/KD-76B Tc車:KD-64A/KD-73A
主電動機    日立製作所HS-833Krb 三菱電機MB-3064AC
編成出力    2両編成:580kW 3両編成:1140kW 4両編成:1140kW
制御装置    抵抗制御(2両)型式:MMC-HTB-20B
界磁位相制御(3・4両) 型式:MMC-HTR-20E
備考    電算記号:E(2両)、B(3両)、L(4両)

8400_8415180324 2018/3/24 新王寺

8400_8413_180324 2018/3/24 田原本
8400系3連はワンマン対応化され田原本線にも投入されています。

8400系は東花園に4連6本、西大寺検車区に3連7本が配置されています。

ク8350 モ8400 モ8450 ク8300     モ8400 モ8450 ク8300
  8352     8402      8452    8302               8409    8459     8309
  8353     8403      8453    8303               8411    8461     8311
  8354     8404      8454    8304               8412    8462     8312
  8356     8406      8456    8306               8413    8463     8313
  8357     8407      8457    8307               8414    8464     8314
  8358     8408     8458    8308                8415    8465     8315
                                                          8416    8466     8316

下線が付されたモ8450形は下枠交差タイプのパンタグラフを装備
番号を見て分かるように、8401、8405、8410編成が廃車となっています。

2018年4月26日、田原本線の開業100周年を記念して、4月1日から8414Fが当時の820系を模したマルーンレッドに銀帯、7月18日からは8409Fが600系を模したダークグリーンの塗装になって走っているとのことです。

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2018年10月 2日 (火)

2018年3月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その4 一般型車両 奈良・京都線8000系

2018年3月の関西旅行、近鉄の特急車両は全部登場しましたので、これからは一般型車両です。一般型車両に関しては歴史的に古い車両から参ります。

最初は奈良線の車両の歴史です。奈良線は布施~近鉄奈良間26.7kmの路線で、大阪線の布施~上本町間4.1km、難波線の大阪難波~大阪上本町間2.0kmに乗り入れ直通運転し、さらに大阪難波~阪神電鉄・神戸三宮間32.4kmにも乗り入れ、相互直通運転をしています。

旧奈良電の小型車両ばかりだった中に1955年3月に初のカルダン駆動の高性能車として登場したのが2017年9月18日記事で紹介した800系でした。800系の増備として、820系1961年に登場し、このときのライトがオデコに2つ、正面3枚窓貫通スタイルがその後の近鉄一般型車の基本スタイルになりました。

8000_8523 撮影時期不明 鶴橋 8000系 ク8523 奈良~難波間の準急
この車両は既に廃車となっています。

さらに1961年には20m広幅車体の900系が登場し、さらに1964年には900系の発展型として8000系が登場しました。この年は奈良線建築限界拡張工事が終了し、新生駒トンネルも開通し、奈良線全線で20m車の運転が可能となった年でした。当時、奈良線は600Vで昇圧準備工事済みで登場しました。

8000_8578_180324_21 2018/3/24 今里 モ8078+モ8278+ク8578の3連

8000系は旧性能車の置き換えと運行本数の増加に対応するため量産され、一般型の最多両数を記録した4扉車です。1980年までに

モ8000形 Mc 70両
モ8200形 M  10両
モ8210形 M  21両
モ8250形 M  6両
ク8500形 Tc 70両
サ8700形 T 10両
サ8710形 T 21両  の208両が製造されました。1972年8月の菖蒲駅付近で起きた近鉄爆破事件で被災したモ8059+ク8559が復旧後、他系列に編入されたため206両となりました。

モ8000形とク8500形は8021,8521から始まっており、この理由は1500V昇圧時にモ900形、ク950形を12両ずつ8000系に編入する計画があったからだそうです。

8000_8586_180324_21 2018/3/24 今里 ク8726+モ8086+モ8226+ク8586の4連

206両を2連 32本、3連 6本、 4連 30本、 6連 1本に組成して、奈良線、京都線、橿原線、天理線で運用しました。

主要諸元

最高運転速度    105 km/h
減速度(常用)    4.0 km/h/s
減速度(非常)    4.5 km/h/s
車体長    20,720 mm
車体幅    2,800 mm
全高    4,150 mm
車体高    扇風機装備車:4,012mm ラインデリア装備車:4,017mm 新製時冷房搭載車:4,040 mm
車体    普通鋼 アルミニウム合金(8069F)
主電動機出力    145 kW
駆動方式    WNドライブ 歯車比    5.31
編成出力    2両編成: 580 kW
3両編成: 1,140 kW
4両編成: 1,140 kW
6両編成(3M3T): 1,740 kW
6両編成(4M2T): 2,280 kW
制御装置    日立製作所製MMC制御器
制動装置    電磁直通ブレーキ (HSC-DまたはHSC-R)(抑速・発電制動付)
保安装置    近鉄型ATS、列車選別装置、列車無線装置

近鉄の車両は8000系の製造期間に扇風機、ラインデリア、さらにはアルミ車体試作(モ8069+サ8720+モ8220+ク8569)、、さらには冷房改造も進められました。さらに界磁位相制御や回生制動に改造された編成も登場しました。

8000_8079_180324 2018/3/24 橿原神宮前 モ8079+モ8279+ク8579の3連

後に紹介する「シリーズ21」などが登場する頃から廃車が進み、2018年4月現在は東花園検車区に
4連 8081 8083 8084 8086 8088 8089 8090 7本
3連 8078 8079   2本 を残すのみとなっています。

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2018年10月 1日 (月)

2018年3月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その3 特急車両 番外編 18200/18400系

昔のアルバムから掘り出した近鉄特急の写真、今回は細面の京橿特急として活躍し、後に団体専用列車用になった18200系、18400系です。

数日前の南大阪・吉野線特急の話題で、1964年10月の東海道新幹線開業後、名阪特急が大打撃を受ける中、京都~奈良間の京奈特急、さらに吉野連絡の京都~橿原神宮前間の京橿特急を走らせ起死回生を狙ったという歴史が出てきました。

当時の橿原線は旧奈良電からの600V電化で、車両限界も小さく20m級車両が入線できないという問題がありました。1964年に登場した京橿特急は奈良電が1954年に投入した車体幅の狭い中型高性能車デハボ1200型1957年製の旧性能車デハボ1350型をTc化して特急車両(モ681+ク691、モ682+ク692)にした680系した。1969年には奈良・京都・橿原線が1500Vに昇圧され、出力アップされました。

さらに京橿特急は大人気で増発用予備編成としてさらに683系が旧奈良電車両から改造され戦列に加わりました。

1965年から1966年にかけて、18000系2連が2本新製されました。車両限界の問題から車体幅の狭い18m中型車で車体は新製ですが、機器類は旧600形からの流用されたため吊り掛け駆動車でした。同時期に製造された16000系を小型にしたスタイルで狭い車内に転換クロスシート、冷房も完備してしました。

18200 撮影時期不明 京都駅付近 モ18205 18200系は従来の京橿特急の仕様を踏襲し、制御車が京都側、制御電動車が橿原神宮前側に連結されています。

18200系1966年に登場した高性能の18m級特急車で、京伊特急として大阪線も走るため600V ・1500Vの複電圧車として製造されました。小さい車体ながら高速性能を保持した点などが評価され、1967年には鉄道友の会からブルーリボン賞が授与されました。

モ18201~205+ク18301~305 

主要諸元

最高運転速度    110 km/h
起動加速度    2.5 km/h/s
減速度(常用)    4.0 km/h/s
減速度(非常)    4.5 km/h/s
車体長    18,640 mm
車体幅    2,590 mm
車体高    3,840 mm
台車    KD-63
主電動機    三菱電機 MB-3127-A
主電動機出力    180kW
駆動方式    WNドライブ 歯車比    3.81
編成出力    720kW
制御装置    抵抗制御
制動装置    発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ HSC-D 抑速ブレーキ
保安装置    近鉄型ATS

1973年には橿原線の限界拡張が完成し、20m車が入線可能となり、後続車との格差から団体専用「あおぞらII」に改造されました。

18400 上の写真と同日 京都駅付近 モ18408 18400系は京伊特急と阪伊乙特急の併結時にパンタグラフが接近するのを防ぐため、京都側に制御電動車、橿原神宮前側に制御車という構成になりました。

18400系1969年に鳥羽線開業、志摩線改軌による京伊特急の増発用として登場しました。狹幅特急の決定版といえる20m級車両です。1972年までにMcTcの2連10本が製造されました。車体と車内設備は同時期に製造された12200系に準じています。8編成目まではスナックコーナーが設置され、「ミニスナックカー」と呼ばれました。しかし、1976年にはスナックコーナーが撤去され、1984年以降車体更新が行われました。惟一編成、更新を受けなかった18409Fは1997年に「あおぞらII」に改造されました。その他の編成は2000年までに全廃となりました。

モ18401~410+ク18501~510

主要諸元

最高運転速度    120 km/h
起動加速度    2.5 km/h/s
減速度(常用)    4.0 km/h/s
減速度(非常)    4.5 km/h/s
編成定員    124名(18401F - 18403F・18409F・18410F)128名 (18404F - 18408F)
自重    Mc車:36.0t(製造時)
Tc車:34.0t(製造時)
編成重量    70.0t(製造時)
車体長    20,640 mm
車体幅    2,670 mm
全高    4,150 mm
車体高    4,015 mm
台車    KD-63D・E
主電動機    三菱電機 MB-3127-A
主電動機出力    180kW
駆動方式    WNドライブ 歯車比    3.81
編成出力    720kW
制御装置    抵抗制御
制動装置    発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ HSC-D 抑速ブレーキ
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