2018年3月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その7 一般型車両 南大阪線6200系
近鉄の高性能車のうち、非冷房のラインデリア車から新造冷房車に移行したのは1971年以降で、大阪線では2800系、名古屋線では2000系、奈良・京都線では8600系、8800系の登場からでした。これら標準軌線と歩調を合わせるように南大阪線では1974年から1978年に6020系に冷房装置を搭載した系列として6200系が登場しました。尤も、国鉄103系でも西武101系でも新造冷房車が登場しても系列名は同じで、系列名までかえてしまうのは近鉄の特徴かと思います。
編成は6020系と同様に ク6300 モ6200(偶数) モ(奇数)の3連と ク6300 サ6300 モ6200(偶数) モ(奇数) の4連があり、
1次車 1974年竣工 6201F-6207F 3連で竣工
2次車 1975年竣工 6209F-6217F サ6351、サ6352は6201F,6203Fに組み込み
6213F-6217Fは4連で竣工
3次車 1978年竣工 6219F,6221F 3連で竣工
の38両の陣容となっており、車体更新は1994年から1998年にかけて行われました。2度目の更新も2009年から行われています。現在のところ全車健在です。
台車はKD-77空気バネ台車を履きますが、6207Fの6208のみ事故で台車を破損したためKD-61Bを履いています。
2016年に6221Fが更新時に16200系「青の交響曲」になりました。
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B 767-281様今晩は。近鉄電車の紹介の中で何回か二度目の更新とありますが、凄いと思います。そう言えば国電もその昔は当たり前で更新修繕1、2とありました。国鉄まっきにも特別保全工事というのがありましたが、JRになってから特に東の使い捨ては酷いと思います。減価償却から言えば仕方ないかもしれないですが。205系が海外にいくのはその中でも良かったな、と思います。
投稿: 細井忠邦 | 2018年11月28日 (水) 21時06分
細井忠邦さま、おはようございます。
電車も製造されてから20年も経つと、社会情勢も変化し、車両も陳腐化して来ますから、それに合わせて改造するというのが、今の鉄道会社の多くが取っている更新修繕ですね。
JR東日本の場合、サハの6扉車や中央総武線のE231系の武蔵野、八高線などへの転用でかなりの量のサハを廃車にしていますが、車齢的にはまだまだ若く、非常にもったいないですね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2018年11月29日 (木) 03時18分