2018年3月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その7 一般型車両 南大阪線6600系
これまで奈良・京都線、大阪・名古屋線で見てきたように、近鉄一般型車両の中で界磁チョッパ車は、それまでの丸型車体から、角形車体に変化する系列であり、両数的にもマイナーな系列となっています。
南大阪線では1983年に6600系として2両編成が4編成のみ製造されました。
モ6600 ク6700 の構成です。
主要諸元
最高運転速度 100 km/h
全長 41,440 mm
台車 KD-90・KD-90A
主電動機 三菱電機MB-3287AC
主電動機出力 150kW
歯車比 6.20 (93:15)
編成出力 600kW
制御装置 日立製作所製MMC-HTR-10E
前面の行き先表示器は貫通扉上に埋め込まれ、左右の窓上にステンレス製の化粧板が貼られ、連結器のための車体の窪みは後に登場するVVVF車に較べると浅いものになりました。
6600系が製造されたのは最後の吊掛車6411系と経年を迎えた6800系の置き換えが目的であったため、6600という系列番号となり、後にVVVFインバータ車が登場した際に6400という番号が使用されました。
2001年から2003年にかけて更新工事が実施され、連結側に車椅子スペースの整備(6601F以外)、車体連結部の転落防止幌の新設がなされました。
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