2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その5 一般型車両 大阪線 1400系
1981年2月、大阪線初の界磁チョッパ車として登場したのが1400系です。
2018/3/24 大和八木 1403F
後に登場してくるVVVF制御車の顔との違いは連結器による車体の切れ込みが浅いことです。
京都・奈良線の8810系の記事で触れましたが、1400系は京都市営地下鉄乗り入れ用として電機子チョッパ制御方式で製造された3000系に対して、界磁チョッパ制御方式を試した車両であり、結局、製作費、経済性などで1400系が勝り、以後は界磁チョッパ方式で行くことになり、8810系の登場に繋がりました。
1983年に3連版の2050系が登場しますが、1990年から1991年にかけて名古屋線に転属し、1984年には1420系VVVFインバータ系列が登場しており、大阪線で唯一の界磁チョッパ制御方式の系列となりましたが、その後、8810系の一部、9200系が大阪線に転配されました。
ク1500(奇数) モ1400(奇数) モ1400(偶数) ク1500(偶数) といった構成の4連が4編成製造されました。
主要諸元
車体長 20,720 mm
車体幅 2,740 mm
全高 4,150 mm
車体高 4,055 mm
最高運転速度 110 km/h
全長 82,880 mm
台車 KD-88・KD-88A
主電動機 直流複巻電動機MB-3270-A
主電動機出力 160kW
歯車比 4.72
編成出力 1,280kW
制御装置 三菱電機FCM-214-15MRDH
駆動方式 WNドライブ
制御装置 界磁チョッパ制御
制動装置 電磁直通ブレーキ
形式:HSC-R
保安装置 近鉄型ATS
1401,1403, 1405Fの3本が高安区 1407Fが富吉区に配置されています。
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