2018年3/10月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その5 一般型車両 大阪線 5200系
近鉄大阪線の一般型車両の話題、今回からは長距離急行用3扉、オール転換クロスシート車、5200系です。
1988年に三菱製VVVFインバータ装置を搭載し、
ク5100 モ5200 モ5250 ク5150 といった構成の4両編成8本(5201~5208F)が投入されました。
2018/3/24 今里
5205Fはアートライナーとして2250系復刻塗装となっています。
主要諸元
最高運転速度 110 km/h
編成定員 512名(新造時)
車両定員 Tc車:124名(新造時)M車:132名(新造時)
自重 36.0t(Tc車・新造時)・42.0t(M車・新造時)
編成重量 156.0 t (新造時)
全長 82,880 mm
車体長 20,720 mm
車体幅 2,800 mm
全高 4,150 mm
車体高 4,022 mm
車体 普通鋼
台車 積層ゴムブッシュ+コイルばね式ダイレクトマウント空気ばね台車
型式:KD-301形
積層ゴムブッシュ片側軸箱支持式ボルスタレス台車
主電動機 5201F - 5204F:三菱電機MB-5023-A 5205F - 5212F:三菱電機MB-5035-A
主電動機出力 165kW
駆動方式 WNドライブ
歯車比 5201F - 5204F:6.31(16:101)5205F - 5208F:5.73(15:86)
編成出力 1,320kW
制御装置 GTO-VVVFインバータ制御
型式:三菱電機MAP-174-15VD27
制動装置 回生ブレーキ併用電磁直通ブレーキ
保安装置 近鉄型ATS
備考 電算記号:VX
前面は曲面ガラスの通勤型4扉車両とは一線を画した顔となり、側扉間には5連の窓が並び、腰羽目の高さ800mm、窓の高さも950mmとなり、強度を維持するため、鋼製車体となりました。床材はステンレスが用いられました。
標識灯はLED式で尾灯も兼ねていますが、初期車は縦4横12列の素子から構成される方式でしたが、以降は縦2横6列となり、こちらは26000系の素子61個で1ユニットとしたものと、22000系の素子を高密度で1ユニットとしたものに分かれます。
こういったことから1988年度グッドデザイン賞を日本デザイン振興会から授与されました。
さらに1991年には補助電源をSIVに変更した5209系(5209F、5210F)、1993年には台車をボルスタレス台車に変更した5211系(5211F~5213F )が登場しました。
5200系の5101、5104、5105、5106Fの4編成が明星区に配置され大阪線で活躍中で、それ以外は富吉区配置で名古屋線で活躍しています。5209系、5211系は後に名古屋線の話題で載せます。
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