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2018年12月 8日 (土)

2018年3/11月の関西旅行 近畿日本鉄道編 その7 一般型車両 南大阪線6400系

再び近鉄の話題です。先週11月30日から12月2日の近鉄フリーパスの旅で撮影した写真も加えて進めます。

近鉄南大阪線に投入される狭軌一般型形式は全て6000番台で、VVVF制御方式になってからは6400系(2連)と6620系(4連)が投入されました。

6400_6501_181201 2018/12/1 河内松原 6501 6401F
河内松原は大阪阿部野橋を出発した準急が最初に停車する駅です。写真は上りです。

近鉄のVVVF制御方式は1984年にGTOサイリスタ素子搭載の1250系後に1420系1421Fが試作され、大阪線で長期に渡り、試験が行われたことは以前の記事で触れました。

南大阪線用では大阪線での試験結果を考慮し、量産車として6400系が1986年3月から投入されました。

6400_6506_181201 2018/12/1 藤井寺 6506 6406F
藤井寺といえばかつて近鉄バッファローズの球場を思い出しますが、南大阪線の主要駅でここ折り返しの各停も結構あります。

1400系8810系のデザインを踏襲し、同時期に製造された3200系と同じ最大幅2800mmの大型車体となり、材質は鋼製からアルミニウム合金となりました。車体的には連結器の凹みが浅いタイプとなっています。

主要諸元

編成    2両編成
編成定員    6400系、6407系:272名
6413系、6419系、6422系、6432系:298名
車体高    4,050 mm (6412Fまで) 4,025 mm (6413F以降)
台車    Mc車:KD-94/KD-98/KD-98B/KD-305 Tc車:KD-94A/KD-98A/KD-98C/KD-305A
編成出力    620 kW
備考    電算記号:Mi

1996年までの長期に渡って33編成が製造され、その間に台車の変更、補助電源装置のSIV化、ワンマン対応などで派生系列が発生しているのは、これまで標準軌線VVVF車で見てきたのと同じです。1986年製造の6編成6401-6406が現在では6400系と言われています。

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