2018年3月の関西旅行 JR西日本編 1 阪和線 223系2500番台
223系は0番台が登場した後、東海道・山陽本線系の新快速の最高速度を130km/hに上げる目的で1995年8月12日から1000番台が登場、その増備として1999年から2008年にかけて2000番台が製造されました。
2500番台は昨日の記事にあるように1995年5月の0番台編成組み替えで不足する先頭車の補充用として1次車4両が製造され、その後2007年2月から5連、3連の新規編成が投入されました。
表 223系0番台・2500番台編成表
この表のように先頭車が0、100番台の編成HE401~409、410~416は昨日の記事から0番台が新製された際の6連9本と2連7本由来であることがわかります。それに対して、2500番台は先頭車は19編成分、中間車はモハ223が25両、サハ223が8両と編成組み替えに合わせて製造され、且つ組み替えにおいてバラバラに挿入されており、非常にわかりにくくなっています。
2018/3/25 桜ノ宮 223系2500番台 先頭車2501(1次車)のHE417編成
2008/2/26 熊取 5連時代の1次車 2502先頭編成
窓周りの帯は太いです。
正面の形状が0番台では円形の前部標識灯だったのが、角型に変わり、フォグランプを2灯ずつつけたスタイルになりました。運行表示器は1次車(4両の先頭車)はLED式で以降はマグサイン式となりました。
2018/3/25 上野芝 2500番台 先頭車2505(2次車)のHE419編成
2006年度に製造された2次車では初めて中間車が製造され、5両編成1本、3両編成1本の8両が製造されました。この8両には2000番台での改良が反映され、窓ガラス色や蛍光灯カバーの形状が変化しました。また機器的には補助電源のバックアップ機能が搭載されました。
2010/12/9 千里丘 3次車 2511先頭HE427編成 試運転?
窓周りの帯は細いです。
3次車は2008年3月のダイヤ改正に向けて223系の増備と既存5両・3両編成の全4両化に向けて近畿車輛で60両製造されたグループです。形態的には2000番台5次車に準じた仕様となりました。窓周りの帯が細くなるなどの外観にも大きな変化があります。
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