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2019年1月 8日 (火)

41年ぶりの身延線甲府~富士間の旅 その5 身延線の旧形国電 クハ66・モハ62

1977年9月の旅行で撮影した身延線の旧形国電シリーズ、最後は1974年に身延線用に登場した115系もどきクハ66、モハ62形です。

66002770923_dt13 1977/9/23 富士 クハ66002
車体は新品、足回りに目を転じると旧形国電とわかる電車です。クモハ73が種車のため、台車もクモハ73でよく見かけた電動台車です。

TcMMTcの4連3本が登場し、種車はクモハ73、モハ72、クハ79で鷹取工場、長野工場、郡山工場でアコモデーション改造を受けました。車体は115系300番台とほぼ同じで貫通扉付運転台、1300mm両開き扉、ユニットサッシ窓装備となりました。冷房装置や側面行先表示器の準備工事はなされていません。

66303_770923
66303_770923_tr48 1977/9/23 富士 クハ66303
クハの台車もいろいろな形式があったようです。こちらはクハ79でよく見たタイプです。

72系の台枠に近郊型タイプの裾絞り車体を合わせるため、この写真のように車体の下部に折り目が見えます。

モハ62000 クモハ73012 鷹
モハ62001 クモハ73172 鷹
モハ62500  モハ72533 鷹
モハ62501  モハ72569 鷹
モハ62502  モハ72576 郡
モハ62503  モハ72632 郡
クハ66000  クハ79236 鷹 
クハ66001  クハ79186 鷹
クハ66002 クモハ73118 長
クハ66300  クハ79373 鷹
クハ66301  クハ79423 鷹
クハ66303  クハ79439 長

身延線の狭小トンネル対策でパンタグラフ折り畳み高さを下げています。また身延線の他の旧形車両との併結のため、前面幌枠は旧形国電用のものを装備しました。

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コメント

B 767-281様お早うございます。72970番台に比べて何か中途半端な感じがする車です。なぜ後期タイプからのみ種車を選ばなかったのか謎?そう言えば72系をまとめて更新して京浜東北線で運用するプランが検討させていたという話をどこかで読んだことがあります。

細井忠邦さま、おはようございます。

わたしもこれらの12両の選別の理由は分かりませんが、京浜東北線を優先するという当時の国鉄当局の方針からこうなったのかも知れませんね。

こんばんは。
興味を惹かれる車両です。12両しか改造されなかったとのことですが、車体は整ったデザインに替えられていても、台車などは車両ごとに個性があったのでしょうね。裾の部分がまっすぐに折れ曲がっている車体も特徴的です。
旧型国電が廃車されていく中ではなかなか注目されづらかった車両だったのだと思いますが、異端な車両にはよく見てみたくなる魅力があります。
貴重なお写真を拝見させて頂き、ありがとうございました。
風旅記: https://kazetabiki.blog.fc2.com

:風旅記さま、おはようございます。
いつも丁寧なコメントありがとうございます。

当時、財政事情が悪かった国鉄が、如何に経費を節約して、旅客サービスを向上させようとしたかの表れが、この車両や仙石線、八高線で活躍した103系3000番台だったのかと思われます。

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