2018年10月の関西旅行 近江鉄道 part9 駅 その2 彦根駅
近江鉄道の駅シリーズ、今回は元々、近江鉄道が開業した際の起点駅だった彦根駅です。
開業は昨日の記事にあるように1898年6月11日です。JRの駅は1889年7月1日に当時の官設鉄道の駅として開業しています。線路名称が東海道線となったのは1895年4月1日のことでした。
現在はJR駅から分離されていますが、こうなったのは2001年3月3日のダイヤ改正からでそれまでは中間改札として利用されていたそうです。自動改札は導入されておらず、IC切符は使えません。以前の記事にあるように切符自販機には近江八幡や貴生川まで乗車する場合は1デイ・スマイルチケットの方が安いとの表示があります。
ホームの発着は両線とも双方向可能です。
手前の線路が米原方面に続く線路でホーム横から米原方にかけて多くの車両が停められており、観察が可能です。
2014/8/9 近江鉄道ミュージアム 緑の屋根、茶色の壁の建物と手前の電機
そして昨年末閉館したミュージアムは「安全」と書かれた庫の裏側にありました。
ホーム横の留置車両群
貨物輸送も1960年11月10日から彦根~多賀間で住友セメントの原石輸送が開始され、1986年3月31日まで続けられました。また日本石油のタンカー輸送も1986年6月10日から鳥居本~彦根間で1988年3月12日まで行われており、彦根駅の北側には貨物ヤードが存在しました。また国鉄、JRとの貨物受け渡しの線路が残されており、現在でも車両の受け渡しに使われています。
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