2018年10月の関西旅行 近江鉄道 part9 駅 その5 日野駅
近江鉄道の駅シリーズ、今回は水口・蒲生野線(八日市~貴生川間)の日野駅です。
地図で水口・蒲生野線の路線を辿ると八日市から京セラ前までは終点、貴生川方面に向かって進み、京セラ前から日野までは草津線とほぼ並行に南東に向かい、日野で南西に方向を変え、貴生川に向かって進みます。
1898年7月24日、彦根から進められてきた工事が八日市まで開通し、1900年9月10日には終点が当初の深川(現在の甲南)から貴生川に変更され、同年10月1日には日野まで開通しました。さらに同年12月28日には貴生川まで開通となりました。
開通当初は蒸気機関車牽引列車が走っていました。列車頻度を上げるために近江鉄道は当時普及し始めた蒸気動車の採用を考え、ハンガリーガンツ製蒸気動車を2両導入し、1908年12月31日から運転を開始しました。しかし、この蒸気動車は複雑精緻なつくりのため整備に苦労し、1910年には客車に改造されました。
水口・蒲生野線での車両行き違いは日野駅だけだったと記憶しています。
時代が過ぎてバスが鉄道の脅威となった昭和期、近江鉄道は電化に乗り出し、1928年4月18日、全線の電化が完成し、電車の運転が開始されました。しかし、八日市~貴生川間は輸送量が少なかったことから1986年4月1日からはLE-Carと呼ばれるレールバス(気動車)が導入され、ワンマン運転が開始されました。日野駅にはLE-Carのための車庫が設置され、給油、給水が行われました。後に220形が導入されると、LE-Carの運用は減少し、1996年9月30日に全廃となりました。
ホームの構造は単式ホームが千鳥配置となっており、スルーの中線があります。駅舎は貴生川方面の1番線にあり、八日市方面のホームとは構内踏切で結ばれています。駅舎は開業以来のものと思われていましたが、1916年に待避線増設の際に改修を受けていたことが判明しました。それでも南海電鉄浜寺公園駅駅舎同様に私鉄では最古参級であり、日野町長は駅舎の解体を近江鉄道から打診された際に保存の意志を示し、再生工事を経て、2017年3月から観光案内交流施設「なないろ」として供用が開始されました。
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コメント
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B 767-281様お早うございます。私、日野市に住んでおりますので、この駅名は大変気になります。東武線にも武州日野と言う駅があります。因みに日野市のヒノは、火の見と関係あるとか、諸説あるそうです。
投稿: 細井忠邦 | 2019年2月23日 (土) 11時14分
細井忠邦さま、おはようございます。
日野駅に関するコメントありがとうございます。四日市あすなろう鉄道にも西日野という駅がありますが、あのときもコメントを頂いております。
調べてみると、日本全国の日野駅はあと長野県須坂市に長野電鉄長野線の日野駅があるようです。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2019年2月24日 (日) 06時30分