2018年10月の関西旅行 公園保存蒸機 D51895号機 王寺舟戸児童公園
2018年3月に近鉄田原本線に乗車した際、新王寺駅を発車し、JR線をオーバークロスする際に公園に保存されているD51が偶然、目に入りました。今回の王寺訪問は田原本線100周年の8400系がメインでしたが、3月の旅行の後、保存車データを調べるとJR線と田原本線に挟まれた土地が公園(舟戸児童公園)になっており、その場所にD51895号機が保存されていることが分かり、10月の旅で訪問しました。
D51895 日立製作所笠戸工場=1833
1944-05-10 S77.60t1D1T(1067)
車歴;1944-05-10 製造→ 納入;
国鉄;D51895→ 配属;広島局→1944-05-00
配置;柳井→1946-06-01
岩国→1948-11-08
広島二→1950-01-28
津和野→
柳井→1950-06-12(6/11?)
鳥取→1954-05-23 集煙装置取付;後藤工場→1956-11-27 重油併燃装置取付;後藤工場→1958-09-18
福知山→1971-04-04(4/5?)
奈良→1972-10-04 二休指定→1972-11-07
廃車[工車1034];奈良→
保存;奈良県王寺町「舟戸児童公園」;D51895
公園の説明板では少し省略して書かれていますが、沖田祐作氏の機関車表のデータでは奈良に来る前は広島からスタートして中国地方を転々としたことが分かります。ただ、広島工場特有のハの字エプロンや埋め込み式テールライト改造はなされていません。
機関車は屋根付きの場所に保存されています。
前後の前照灯のガラスは欠損していました。連結器はお召し牽引機のように銀色塗装されていました。
砂管はこういったパターンです。砂箱、蒸気ドームの後に重油併燃のタンクが乗っています。
助手席側のキャブの前には灌水清浄装置が搭載されています。また、番号プレートの取り付け位置が低いのはタブレットキャッチャーでも付いていたのでしょうか?
キャブ内も見学出来ましたが、メータ類のガラスはかなり破損していました。
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