公園保存車両 萩中児童公園の保存車両 その2 東京都電7000形
昨日に引き続き萩中児童公園の保存車両、今回は都電7000形7008号です。
2015/3/1
東京都交通局7000形が登場したのは1954年でした。
1次グループ、7001-7030 1954年製造 直接制御車
7019までは新造車 7020は直角カルダン駆動試作車 7021-7030は1000形、1100形の下回りに新造車体を載せた車体更新車でした。
2次グループ 7031-7050 1955年製造 間接制御車
3次グループ 7051-7093 1955年末から1956年にかけて製造
1974年27系統、32系統の2系統が統合され荒川線として存続される際に7079・7080・7085・7088の4両は廃車されていましたが、7055から7089のうちの31両が残され、アルナ工機製の車体に更新され、マスコン、台車、ブレーキなどは流用され、車両番号は古い順に7001から7031と振られました。
主要諸元
製造初年:1954年
全長:12,520mm
全幅:2,203mm
全高:3,685mm
軌間:1,372mm
電気方式:直流 600V(架空電車線方式)
自重:16.5t
定員(着席):96(24)人
電動機出力・駆動方式:60kW×2(新製当初は52kW×2)、吊り掛け式1段減速平歯車方式
7008号は7062号から1977年12月10日に更新され、冷房改造は1988年1月12日に施工され、2012年12月31日に廃車となりました。
7000形のうち、7007、7028、7031、7015、7018、7024、7010、7005の8両は2016年5月から2017年3月にかけて、2度目の大規模更新が行われ、7700形7701~7708となりました。このため当初、7000形の置き換えとして16両の製造が予定されていた8900形は8両で製造が中止となりました。
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コメント
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荒川線といえば「この顔」ですよ。
都内で乗車できる貴重な吊掛電車ですね。
投稿: にゃんきち | 2019年4月13日 (土) 17時13分
にゃんきちさま、おはようございます。
7000系も製造されたときと、このスタイルとでは同形式とは思えないくらい、スタイルが変わり、さらに一部は7700形として生まれ変わったのですね。
関東地方で、吊り掛け式と言えば、江ノ電がまだ残っていますね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2019年4月14日 (日) 05時40分