東京都交通局 8900形 その1 8901 8902
昨日の記事で大田区萩中児童公園に保存されている都電7000形7008号の紹介をしました。拙Blogでは2013年頃、荒川線で活躍中の車両の紹介をしました。
- 都営まるごときっぷの旅 その5 都電の車輌 9000形 2013.08.13
- 都営まるごときっぷの旅 その6 都電の車輌 8800形 2013.08.14
- 都営まるごときっぷの旅 その7 都電の車輌 8500形 2013.08.15
- 都営まるごときっぷの旅 その8 都電の車輌 7000形 2013.08.17
あれから6年程度経過し、7000形は消滅し、新たなメンバーとして8900形、7700形が登場しています。そこでこれらの形式について触れようと思います。まずは8900形です。
8901 2019/1/19 庚申塚
8902 2018/11/5 大塚駅前
最初にアルナ工機で落成した8901,8902の2両はオレンジ色の車体で2015年9月18日から営業運転を開始しました。
2015年に7000形を置き換えるために導入が開始されたのが8900形でした。基本性能は2009年登場の8800形と同じですが、「人にやさしい」を設計コンセプトにした結果、客室内や運転台が見直されました。外観も直線を基調とした角ばったスタイルとなりました。これは8800形開発時に公募された3つのデザイン案のうちの3番目の「都会的イメージを表現した、直線基調のデザイン」だそうです。
主要諸元
最高運転速度 40 km/h
起動加速度 3.0 km/h/s
減速度(常用) 4.5 km/h/s
減速度(非常) 5.0 km/h/s
車両定員 62名 (座席定員:20名)
全長 13,000 mm 全幅 2,203 mm 全高 3,800 mm
台車 FS91-C 軸距1600mm
主電動機 かご形三相誘導電動機
主電動機出力 60kW×2=120kW
駆動方式 平行カルダンWNドライブ 歯車比 6.54=85:13
制御装置 IGBT-VVVFインバータ制御(東洋電機製造製)
制動装置 回生・発電併用電気指令式電磁直通ブレーキ(応荷重制御付き)保安ブレーキ
最後まで読んで戴きありがとうございます。
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