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2019年5月 9日 (木)

横浜市電保存館を訪問 その7 保存車両 1600型 1601号

横浜市電保存館の保存車両、今回は1600型の1601号です。

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2015/4/1 1600型 1601号 横浜市電保存館


1600型は市電保存館の前身である交通局滝頭工場で製造された横浜市電としては最後の新車でした。1957年800型単車を置き換えるために6両(1601~1606)が製造されました。

Dsc01605
何と言ってもこの形式の最大の特徴はこの4枚折り戸だったようですが、乗務員からは評判が良くなかったようです。

Dsc01608
台車はKL-21Dというタイプです。

大阪市電3001形の車体に京都市電700形の4枚折り戸を取り付けたようなスタイルで軽快で近代的な印象を与えますが、前中式のドア配置は車掌からの評判が芳しくなく、ワンマン化改造を受けずに1970年の本牧線廃止とともに全廃されてしまいました。

1600型に関するJL473様からのコメントです。

1600型には物心ついた頃に乗った記憶があり、当時。蛍光灯の電車!と呼んで、横浜市電で最も好きな電車でした。
保存館にある1600型は、床が板張りになっていますが、幼児の頃の記憶では、床は緑色っぽいリノリューム張りだったように記憶しています。
何しろ、当時蛍光灯の室内灯とリノリューム張りの床の京浜東北線103系が、最新型の近代的な電車と思っていたので、同様なインテリアで、しかも4枚折り戸の1600型は、最も近代的な路面電車でカッコイイ!と思っていました。
今、あらためて1600型の顔を正面から見ると、大きな行き先表示窓にはドイツ語表示が似合いそうで、ドイツやオーストリア辺りの路面電車として走っていても、似合うような気がします。

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コメント

B767−281様今晩は。改元の連呼にうんざりしながらテレビは消して、10連休は川越を散策したり以前ご紹介していただいた流山に初めて行ったり近場で楽しみました。さて横浜市電のこのシリーズなかなかすごいですね。よくここまで保存しているなとただただ感心しています。屋内なのも今後を考えると良いですね。さて今回の1600型。台車を見る限り前出の1500型よりも近代的な感じがします。是非訪れてみたくなりました。

細井忠邦さま、おはようございます。

わたしもこの10連休は「どこへ行ってもどうせ混んでるだろう」と思い、遠出はしませんでした。唯一追っかけたのは3月の改正で101N系が運用に復活した西武沿線くらいで散歩がてら小川、東村山、西武園を訪れ、2000N系と101N系の運用交換の様子なども調べてみました。その辺はこれから記事にします。
横浜市電保存館は2015年の訪問ですが、これだけ歴代の車両が屋内に保存されており、さらに定期的にリニューアルされていることも素晴らしいと感じました。是非、お時間の許す際に訪問してみてください。尚、市電保存館としては仙台にも似た施設があり、こちらは2016年秋に訪問しました。

1600型には物心ついた頃に乗った記憶があり、当時。蛍光灯の電車!と呼んで、横浜市電で最も好きな電車でした。
保存館にある1600型は、床が板張りになっていますが、幼児の頃の記憶では、床は緑色っぽいリノリューム張りだったように記憶しています。
何しろ、当時蛍光灯の室内灯とリノリューム張りの床の京浜東北線103系が、最新型の近代的な電車と思っていたので、同様なインテリアで、しかも4枚折り戸の1600型は、最も近代的な路面電車でカッコイイ!と思っていました。
今、あらためて1600型の顔を正面から見ると、大きな行き先表示窓にはドイツ語表示が似合いそうで、ドイツやオーストリア辺りの路面電車として走っていても、似合うような気がします。

JL473さま、はじめまして。
コメントありがとうございます。
私も近いところでは2009年にドイツ(ベルリンを中心に)、2010年にウィーンに出張で行きましたが、ベルリンでは旧東ベルリン地域に、ウィーンではおなじみの市電が健在でした。
仰るように確かに1600型は少しヨーロッパの雰囲気を漂わせた顔つきですね。
これからもよろしくお願いいたします。

B767-281(クハ415-1901)様、初めまして。
たまたまヨドバシの模型売り場で目にした、横浜市交通局100年記念製品の、トミーテックの横浜市電1150型を目にして、幼い頃の思い出が瞬時に蘇り、とても懐かしくなって衝動買いしてしまいました。それがきっかけで、幼児の頃一番好きだった横浜市電1600型を思い出し、ネットで色々と検索していたら、偶然こちらに辿り着きました。
横浜市電はもとより、鉄道から航空迄豊富なコンテンツをご提供頂いているので、乗り物好きな自分としては、思い切り楽しめそうで、良いブログを発見できたと喜んでおります。
こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します。

JL473 さま、おはようございます。

先日に続き、2回目のコメントありがとうございます。
相変わらずの新型コロナウイルス病蔓延で、空港や海外旅行はご無沙汰で、最近はもっぱら鉄道関係ばかりですが、興味のあることはとことん追っかけてゆこうと感じております。
ちなみにHNのJL473はかつて南回り便としてヨーロッパまで運航されていた日本航空の便名からですか?

仰る通りです。今まで誰からもHNの意味を聞かれたことがありませんが、JL473は、成田、バンコク、バーレーン、クウェート、カイロ経由アテネ行きの、日航南回り便です。
当時ヨーロッパへは、アンカレッジ経由の北回り便が一般的でしたが、東南アジアや中東諸国に離着陸を繰り返しながら、真夜中を延々と飛び続ける南回り便に、乗客が人種の坩堝でエキゾティックだろうだとか(実際そうでした)、何か冒険ぽい香りを感じ、子供の頃から憧れてました。
なので、1989年にタイと西側欧州諸国に初めて一人旅した時、当時絶滅寸前だった日航南回り便で、好きな機体のDC-10で運行されていたJL473便に、バンコクからでしたが、乗機しました。しかも当該便の機体が、以前プラモで作ったJA8535だったこともあり、とても印象深く、それでHNに使っています。

HNの説明をしたのは、今回が初めてですが、今では、日航の南回りヨーロッパ便も廃止されてしまい、その前に少年時代の憧れを実際に体験できたことは、とても幸せなことだったと思っています。

JL473 さま、おはようございます。

私自身は南回り便は乗った経験はありませんが、中学校時代(1969年頃)、父がヨーロッパ出張した際に帰りのルートで利用したのを憶えています。当時のアンカレッジ経由に較べて、飛行時間は長いし、何度も離着陸があり、それはそれは大変だったと思います。山崎豊子の「沈まぬ太陽」の世界ですね。
 86年に初めてヨーロッパに行った際はアンカレジ経由でしたがアンカレジまで6時間、アンカレジからパリまで10時間は結構大変でした。その後、モスクワ上空通過の直行便が当たり前になりましたが、それでも離陸して12時間近くかかる旅は長いですね。
 JA8535,わたしも旅客機趣味にはまった頃、模型店でハセガワの1/200プラモデルで旅客機を片端から組み立てました。そのおかげでDC-10の40型の第二エンジンの形状や胴体に付けられた脚の存在を知りました。英国ホーカーシドレーのトライデントの前脚がわざとセンターを外して装着されており、独特のメカで格納されることも知りました。

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