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2019年5月 7日 (火)

横浜市電保存館を訪問 その5 保存車両 1300型 1311号

横浜市電保存館の保存車、今回は1300型1311号です。

Dsc01516

2015/4/1 1300型1311号 横浜市電保存館

Dsc01566
1300型は登場時、3000型と名乗っており、30両(1300~1329)が製造されました。車掌乗務の車両として最後まで残った車両でした。形態としては大阪市電の1700形と同型の戦後規格の車両だそうです。

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キリンビールは古くからあることは分かりますが、キリンレモンの歴史の長い商品のようです。


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1100型同様の中扉方式で中央扉は両開きでした。

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コントローラーは同じく三菱製ですが、この形式は出力が大きかったので、3系統などの勾配区間に投入されたそうです。

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コメント

B767-281(クハ415-1901) 様、次に1300型についても、書かせて頂きます。

1300型と言うと、勾配線の3系統に専属的に投入されていた車両だったので、3系統のイメージが強いと思います。しかし、地元の本牧線でもワンマン化以前は、2系統に投入されることが多く、2系統と言えば1300型と言う感じで、親しみのある車両でした。記憶にある頃の2系統は、洲崎神社-芦名橋間を結ぶ平坦路線でしたが、途中に横浜駅や桜木町駅、馬車道(伊勢佐木町の入り口)や尾上町のオフィス街、中華街付近や元町等を通る事から乗降客が多かったので、大型3ドアボギー車が積極的に投入されていたものと思います。ワンマン化以前の横浜市電には、1000型、1200型、1300型、1400型の4車種の大型3ドアボギー車が走っていましたが、本牧線では、それぞれ2:1:7:0位の割合(あくまでも子供の頃の印象です)で、1300型を見かける事が圧倒的に多く、1400型については、本町線系統に主に投入されていて、地元の本牧線では1度も見た記憶が有りません。
一方、長者町線の3系統は、残存した他路線が全てワンマン化された後も、ツーマンの1300型のみで残ったユニークな路線ですが、自分が物心ついた頃から1300型以外の車両が3系統に投入されたのを見たことが有りません。これは、ルートの大部分を占める山元町-西平沼橋間が3系統単独で、他系統の乗り入れが無く、しかも横浜駅、野毛周辺や京急の日ノ出町、伊勢佐木町周辺を通る事と、昔の山元町には三菱横浜造船所等港湾関係の勤務者が多く、乗降客が多かった事が、大型3ドアボギー車投入の理由だと思います。その上、山元町行は2か所の山越え区間がある横浜市電きっての登山路線であり、特に山元町手前は60パーミルを優に超える連続急勾配になり、通常ならEF63の補機が必要な区間(笑)なので、大型車では最も勾配に強い1300型が必須だったのだと思います。しかも面白いことに、ワンマン化された本牧線の廃止後も、3系統は1300型でツーマンのまま残りました。もうその頃はワンマン改造車の余剰がかなり有った筈なので、ワンマン化して横浜市電最強のパワーを誇る1500型を集中投入するのが合理的と思いますが、そうならなかったのが不思議です。山越え区間の横浜市電には暴走追突事故防止の為、下り急勾配区間には1車両しか入れず、後続車が続行で来た場合、電車専用の信号機によって抑止され、勾配手前で待機しなければならない規定が有ったそうです。これは推測ですが、そのような電車にとって厳しい条件のルートを走る3系統は、勾配区間で運転士が万一失神しても、車掌が非常停止措置を取れるよう、敢えてツーマン乗務で残したのではと考えています。
この3系統の他にも、横浜市電には久保山線と井土ヶ谷線の2路線に、それぞれ山越えの区間が有りましたが、両路線ともワンマン化されずに廃止されています。
1300型の性能については、車体が軽くパワーがあって加速も良く、乗務員からは好評だったと聞きました。乗り心地は、500型単車のピッチング系とは異なるローリング系の揺れで、2系統の場合、麦田のトンネルや、小港-三渓園前間の米海軍のベース内を無停車で突っ切る、スピードが出る区間では、車体を左右に捩るようなヨーイング系の揺れを感じたのを憶えています。車内は展示車両の通り、窓が大きく明るい感じでしたが、現役時代の全ての横浜市電は、シートのモケットが阪急電車のような深いグリーンだったのが異なる点です。

もっと短く纏めようと思ったのですが、長文になってしまって済みません。

JL473さま、おはようございます。

1300型に関しても貴重な思い出ありがとうございます。あとで本文に追記します。

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