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2019年6月18日 (火)

日立製作所水戸事業所 さつきまつりに初参加 その1 概要

2019年6月1日、毎年6月第一週の土曜日に開催される日立製作所水戸事業所の「さつきまつり」に今年は周到な準備の下、忘れずに参加して来ました。

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2019/6/1

日立製作所は国内最大の電機メーカーですが、その発祥は茨城県日立市にあった銅と硫化鉄を産出する久原鉱業所日立鉱山で、同鉱山で使用する機械の修理製造部門が今日の日立製作所の母体となっており、最初の製品は1910年に造られた国産初の5馬力誘導電動機でした。

水戸事業所ではかつて鉄道車両の製造も行っており、同所で誕生したED15,ED78、EF200さらに解体されましたがED500の台車、L4形貨車加減速装置、小形地下鉄用リニアモーター台車などが展示されるため以前から参加したく思っておりました。

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さつきまつり パンフレット

かつて水戸事業所では鉄道車両、特に電気機関車の製造を行っており、ここで製造された機関車が現役引退後、故郷に帰る形で展示されています。現在、鉄道車両の製造は山口県下松市の笠戸事業所で行われており、その殆どが電車となっています。2002年に阪急電鉄や東武鉄道の車両製造を担当していたアルナ工機が撤退した際に、それらの受け皿となったのが笠戸事業所でした。

水戸事業所ではもっぱら高速エレベーターの開発が行われており、1967年完成のG1TOWERはその研究のために建てられたもので、今回の公開の目玉でもありました。G1とはグローバルナンバーワンを意味し、213.5mでエレベーター研究塔としては世界一の高さだそうです。1960年代に霞が関ビルディングのエレベータ工事を受注した際に研究用に高さ90mの研究塔を完成させたのが最初で、その後、アジアでもクアラルンプール(ペトロナス・ツインタワー:1998)、台北(台北101:2004年)、ドバイ(ブルジュ・ハリファ:2010年)、上海(上海中心:2015年)などの超高層ビルが建設され、エレベータメーカー間でし烈な競争が行われているそうです。

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2019/6/1 G1TOWER

というわけで今回から数回シリーズで「さつきまつり」に関してレポートしたく思います。

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