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2019年6月 3日 (月)

初めての小田急ファミリー鉄道展2019 参加 その2 SE3000形

2019年5月25日、土曜日に参加した「小田急ファミリーフェスタ2019」の話題、まずは3000形SE車から行こうと思います。

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2019/5/25 海老名車両基地

現在、60歳前半の世代の人間には幼少時から絵本などで初代小田急ロマンスカーとして慣れ親しんだ車両であり、画期的な軽量高性能特急車両としても有名な車両です。しかし私は小田急線沿線住民ではなかったため、この姿を実際に見たことはありませんでした。後年SSEに改造されてからは数回見かけましたが。

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新宿と小田原を60分で走破することを目標として、小田急が国鉄鉄道技術研究所の技術協力を受けながら開発したエポックメーキングな車両で日本の鉄道車両として初となる技術、例えば連接車(関節車)、シールドビーム方式の前照灯などが採り入れられました。小田急では1954年に軽量化車体の2100形、さらにカルダン駆動方式の2200形が登場しており、これらの最新技術を取り込んで1954年9月11日に新型特急車両の開発が決定されました。

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登場は1957年5月で、1959年までの間に8両編成4本32両が製造され、その後の東海道新幹線0系へ発展的に引き継がれた技術もあり、「新幹線のルーツ」「超高速鉄道のパイオニア」とも言われました。SEはSuper ExpressもしくはSuper Electric carの両方の意味を含むとされています。

1957年9月27日、東海道本線三島~沼津間で当時の狭軌鉄道世界最高速度記録145km/hを樹立し、後の国鉄特急電車151系の開発に向けたデータも提供しました。鉄道友の会は本形式の登場をきっかけにブルーリボン賞を創設し、1958年に第1回ブルーリボン賞が授与されました。

主要諸元

編成 8両連接車(登場当初)5両連接車(1968年以降)
最高運転速度 110 km/h
設計最高速度 147.5 km/h
最高速度 125 km/h
起動加速度 1.6 km/h/s
減速度 4.15 km/h/s
編成定員 348名(登場当初)316名(1962年以降)222名(1968年以降)
編成重量 146.75t(登場当初)159t(1962年以降)113.47t(1968年以降)
編成長 108.1 m(登場当初)70.4 m(1968年以降)
全長 15,950 mm(先頭車・登場当初)16,150 mm(先頭車・1968年以降)12,700 mm(中間車)
全幅 2,864mm(先頭車・集電装置付中間車)2,800mm(集電装置無し中間車)
全高 3,450mm(先頭車・集電装置無し中間車)4,015 mm(集電装置付中間車)
台車 近畿車輛 KD17(電動台車)近畿車輛 KD18(付随台車)
主電動機 東洋電機製造 TDK806/1-A
主電動機出力 100kW(直巻整流子電動機・端子電圧375V・定格回転数1,800rpm)
駆動方式 中空軸平行カルダン駆動方式 (撓み板継手方式)
東洋電機製造 DND143-SH9921 歯車比 78:21=3.71(登場当初)80:19=4.21(1968年以降)
制御方式 電動カム軸式抵抗制御
制御装置 東京芝浦電気 MM-50A 力行…17段 制動…14段
制動装置 発電制動併用電磁直通制動 (HSC-D)
保安装置 OM-ATS・ATS-S

製造 車体 日本車輌・川崎車輛

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編成は8両連接方式の固定編成で

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SE3000形の編成構成

SE車は当初、耐用年数を10年として設計され、登場から11年が経過した1968年には御殿場線が電化され、1955年からキハ5000形気動車で運行されていた御殿場線直通の特別準急が電車化されることとなり、SE車を改造、5連化6編成としました。この際の改造で先頭車の顔も変わりSSE車となりました。

保存された3021x5編成は新宿側先頭車を原形スタイルに変更し、3021、3022の塗装もオリジナルに変更しました。

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コメント

B 767-281様お早うございます。しばらくご無沙汰致しました。S E3000系懐かしいです。最初の職場が大和市だったので、当時土曜日半どんの後町田からロマンスカーを奮発して新宿へ、というコースがありました。座席などは今の新型には及びませんが、走りは安定して流石145キロの記録をもった車だと思わせるものがありました。

細井忠邦さま、おはようございます。

そうでしたか、町田~新宿間で乗車されましたか。今となっては貴重な体験ですね。

私も最近はこれまで乗ってこなかった私鉄の特急車両などを是非経験しておこうと考えております。そういう意味でも小田急のロマンスカーは重要なターゲットです。

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