初めての小田急ファミリー鉄道展2019 参加 その8 マルタイ等の事業用車両達
2019年5月25日の「小田急ファミリーフェスタ2019」で展示された車両、今回は縁の下の力持ち、電気検測、保線、事故復旧などに活躍する事業用車両です。
小田急にはクヤ31形という2004年から運用されている軌道、架線の状態を検測する車両があります。Techno-Inspectorという愛称が付けられており、全長20mの制御車で1000形1051x4、1751x6、1752x6の3編成がこの車両向けの電源供給が可能なように改造されており、これらの編成による牽引の下、全線の検測を2日がかりで行うことが可能になっています。今回のイベントでは残念ながらこの車両の展示はありませんでした。
2019/5/25 海老名車両基地
3枚の写真は、両端に動力車TMC2007、TMC2016-C、中間にトロッコ6両を挟んだ保線用編成で動力車はディーゼルエンジン駆動のようで、トロッコは砂利等を輸送するためでしょうか。TMC2016-Cの方にはクレーンが装備されています。
続いての3枚はマルチプルタイタンパー(マルタイ)BS-5401です。マルタイと言えばオーストリアのPlasser & Theurer社製というように日本の鉄道会社の多くが導入している保線用機械です。
この車両はレールに超音波を照射して傷を見つける探傷車です。形式番号はUIC-4201です。
この2枚はタワー車、架線のトラブルなどに対応する車両で、一般道も走ることが出来る軌陸車です。トラブルのあった箇所に一般道を走って向かい、近くの踏切から軌道に進入します。
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